京都で開催された国際美容学会AMWC Japan参加〜その1〜 | 美容外科開業医の独り言

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週末は京都で開催されたAMWC Japanに参加してきました。

 

 

この学会はAesthetic and anti-aging Medicine World Congressというもので、モナコに本部がある美容医療では最も歴史のある国際学会です。通常の学術的な学会とは異なり、商業ベースで様々な分野の医師が自由に参加できる会です。また美容皮膚科と抗加齢医学の二つの分野があります。

今年で日本開催は2回目。私は昨年に引き続き日本側の委員会のメンバーを務めました。

 

私の主任務は美容皮膚科分野に関しての海外のドクター(特にアジア)招聘と詳細なプログラムの作成です。個々に連絡して参加を要請し、海外から多くの演者が来てくださいました。もっと海外の医師の講演を増やしたいと思っても予算が少なくてちょっと厳しいと感じていると、韓国の開業医系の皮膚科学会AKDの理事長であるOh先生から学会の予算で数名連れて行けるよとのお返事を頂き、演者を増やして最終的に充実したプログラムを組みことができました。Oh先生は6月にKoreaderma2023という大きな会を主催され、私はAmbassadorに指名されていたのです。個人的な人間関係から、助け舟を出してくれました。本当に感謝です。

直前に色々とありましたが、無事開催に至りました。

 

会場に着いて早速Oh先生と再会、お礼を述べさせていただきました。

写真右がOh先生。

 

私のお仕事は3つのセッションで、座長は3つとも、講演は2つ。

最初は「治療第一人者によるリジュビネーション治療の今」というセッションで演者と座長。最新機器の評価を交えながらどのように機器を使っていくのか、その効果の違いを理解して使うという内容のお話をしました。機器治療は広く普及していましが、なんでも適当に照射するのではなく、その限界を知り、作用メカニズムを考えながら症状によってどれを用いるのかが重要です。その辺りのお話をさせていただきました。

仲良しの台湾Peter Peng先生と座長。

 

私のセッションとその前の肝斑セッションの演者(&Oh先生)と集合写真。紅一点のすなおクリニック、土屋先生は私が期待する次世代のホープ。頭脳明晰で英語も堪能、これからはどんどん海外へ羽ばたいてほしいと思っています。

 

1日目は1つだけ仕事だったので、あとは会場でお勉強。多くの日本人医師が今年は英語で講演をしてくれました。国際学会らしくなって嬉しい限り(もちろん聴衆用には同時通訳あり)。

 

そして1日目プログラムが終了し、シャンパンレセプション。

海外のドクターと。

 

日本のドクターと。

 

そして海外演者と食事会へ。美濃吉本店竹重楼にて。

お酒が入れば、もう英語力なんて関係なく、盛り上がりました。

 

 

そして最後は特別イベント、清水寺貸し切りライトアップ。

清水の舞台に誰もいない、こんな眺めは一生で一度かもと思いながら。

 

みんなで記念撮影。感動的な夜でした。

 

2日目の様子は次回のブログで。