第141回日本美容外科学会 JSAPS in 神戸 | 美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

週末は第141回日本美容外科学会学術集会参加のため神戸出張でした。会長は一瀬晃洋先生(いちのせ形成外科皮膚科眼瞼フェイスクリニック)。

この日は大雨で新幹線が運休。急遽飛行機に変更し、伊丹空港を経て神戸へ。


日本美容外科学会JSAPSでは、毎年秋の総会と、冬夏に小さな学術集会が開催されます。実は私、来年の夏の会を主催することになり、右も左も分からず、そろそろ焦り始めてます(笑)

さてさて、今回の学会では美肌実現のエビデンスというシンポジウムで、演者に指名されました。水光注射やエレクトロポレーション、ピコ秒レーザーによる肌のキメや色調、質感の改善について機器を使った解析を発表させていただきました。

水光注射は、新型になって疼痛の少なさやダウンタイムの軽さなどから非常に評判の良い治療です。真皮にダイレクトにヒアルロン酸を入れ、水分を引き込むことで加齢で低下した肌の張りを回復させます。子供の肌がどれだけ乾燥していてもプリプリしているのは真皮にある大量のムコ多糖類などのおかげです。これをドーピングのように入れてしまう治療です。

そしてもちろんエレクトロポレーションは10年以上前からずっと我がクリニックのスキンケア定番。コラーゲンなどを角質下に押し込み潤いを与えます。毎日多い時で10名ほどの施術があるのです。先日、最新のメソナJも導入しました。

ピコ秒レーザーも毎日何人も受けて頂いている定番。シミなどのメラニン系だけでなく、肌のハリやツヤも改善する、ザ美容レーザー。

当院の定番治療について改めて整理してお話ししました。

神戸は日帰り出張。

翌日はフォトナ社のレーザーについて都内で開催されたセミナーで講演。裏側の粘膜と表面からのサンドイッチ照射によるたるみ治療について解説しました。


休みなく働き、また今日から1週間が始まりました。


ただ、時間は有効に。

神戸の元町にて、洋食屋へ孤独のグルメ。ドミグラスソースがけご飯のドビーライスなるものを。昭和な味わい。