学会、セミナーで思うこと | 美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

今、クリニック周辺は雪が降っています雪

今月はセミナー講演を3週連続で行うため、週末は籠もってプレゼンを作成していました。
横浜、福岡、大阪と行ってきます。別のセミナーを(発表ではなく)聴講しにも行くので、結構バタバタになりそうです。
今年も気がつけば、幾つか講演を頼まれていて、来月は形成外科学会、皮膚科学会総会で連続して講演をしなくてはいけなかったり、学会での通常の口演もありますので、当分は慌ただしくなりそうです。
せっかく継続しているアンチエイジングダイエットが破綻しないよう、気をつけるつもりです。

ただ、セミナーや学会は東京だけではなく、地方都市で開催されることも多いのが楽しみです。地の物を食べ、時には少し観光もし、そして旧知の先生方と歓談、情報交換するのですが、こういった機会がないとなかなか難しいものです。

開業医はついつい自分の城であるクリニックに籠もりがちなのです。情報もなかなか入ってきません。セミナーや学会等で、日常診療のことや経営など、普段自分の中で処理していた事が正しいのか、もっと良い方法はないのかなど、同じ立場の医師と話す何気ないことが、とても参考になったりします。偉い先生だけではなく、若い先生方からもヒントをもらうことが沢山あるので、いつも楽しみにしています。

私自身は、まだまだ吸収しなくてはいけないことが沢山あります。一流と称される諸先輩方に追いつくために、多分、何歳になっても勉強しなくてはいけないのだろうと思いつつ、開業して歳月が経るにつれ、だんだん腰が重くなっていきます。
そんな自分に活を入れるためにも、講演をし、色々な意見を頂き、またそれを元に考えていかなくてはいけません。

若い頃は、ある程度の年になれば、それまで得た知識で地に足ついて安定した診療が出来ると思っていましたが、現実には、いくつになっても勉強しなければ第一線で働けないと痛感します。美容医療が日進月歩なこともその大きな理由の一つかもしれませんが、どんな職業でも同じなのでしょうね。

楽して遊んで、上手くいく訳ないですね。
大甘の人生予測からかなり離れ、現在は時間が足りません....