日本美容抗加齢医学会にて | 美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

昨日は横浜で開催された日本美容抗加齢医学会に参加してきました。
この学会は湘南鎌倉総合病院形成外科の山下理絵先生が主となって開催している学会で、今年で5回目となるそうです。
初参加です(山下先生、すいません....)。

$美容外科開業医の独り言-美容抗加齢

今回は、パネルディスカッション「クマは治療をできるのか」という難しいテーマで、講演するよう依頼されました。座長はレーザー治療で高名な葛西形成外科の葛西健一郎先生です(この先生のレーザーに関する著書は美容外科・美容皮膚科医必携です)。
私以外の講演者はまゆみクリニックの戸佐眞弓先生、松倉クリニックの松倉知之先生、みずき皮フ科クリニックの榎堀みき子先生で、美容医療の先駆者的な方々ばかり。
このメンバーですので、濃い討論となりました。
ビタミンKのクリームによる改善(当院でもEKクリーム処方しています)、レーザーによる改善、注入剤、新しいトレチノインなどなど様々なアイデアと手法で皆さん効果を出されていました。
途中松倉先生とは大討論となり、なかなか意見が一致しませんでしたが、終了後二人でじっくり話させて頂き、意図などをお伺いしてお互い納得です。

それ以外に、エレクトロポレーションの大家である城西大学薬学部教授の杉林堅次先生のセミナーもあり、当院でも好評な機器メソアクティスの理論的裏付けなどとても参考になりました。
他にもサプリメントや東洋医学と美容についてなどどれも興味ある講演ばかり。
さすがに溜まった疲れのため、途中眠くなりましたが、最後まで粘って講演を聴きました。

学会終了後は、札幌時代の医局後輩と中華街へ。今後について沢山の話しをしてきました。ビジョンが一致しているので、将来何か一緒にできると良いなと思います。