ジェネレーション その2 | 「先生」と呼ばれたくない会計士のブログ

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「先生」ではなく、お客様のパートナーを目指す会計士、宮田真英のブログです。

前回のブログの続きです。

では、団塊ジュニアの自分は、これからどんな世の中に直面するのか?

自分なりに考えてみました。

①税金のこと

たまには税理士らしく、税金のことを書いてみます。

まず、平成25年から25年間、個人の所得に対して、
通常の所得税とは別に、
通常の所得税額の2.1%が復興特別所得税として付加されます。

来年から、25年間です。
私の場合、40歳から65歳までです。
一般のサラリーマンに置き換えれば、
働き盛りを迎え、子供たちの学費を稼ぎ、
子供たちが成人し、ようやく定年迎える時まで、増税です。
東日本大震災の復興のためですから、頑張るしかないですね。

そして、消費税増税法案が衆院で可決されました。
予定としては、
2014年4月から8%、
2015年10月から10%に
引き上げられる予定です。


②年金等

国民年金や厚生年金等の公的年金ですが、
これから先の社会保障の改革案が現段階では不透明なので、
予測でしかものは言えませんが、
正直、期待はしてません。

支給開始年齢も引き上げられ、
支給金額の減額等々、
明るくないでしょうね。


何となく、働けど働けど、税金として持ってかれる。
そして、社会保障としても帰ってこない。
そんな、想像をしていしまいます。

団塊ジュニアの我々は、
子供のころは同級生が多いから競争が激しく大変だったのに
就職する頃にはバブルが崩壊し、
就職してから今まで、おいしい思いをした事がない上に、
働き盛りの時期に増税があり、
老後の社会保障も薄くなる。

何だか、踏んだり蹴ったりみたいに感じてしまいます。

もちろん、学徒動員で戦地でたくさんの若者が散って行った世代の方々とは、
比べ物にならない程、私たち世代は恵まれています。

社会保障がどうとか、税金がどうとかっていっても、
命も、食料も、モノもあるんですから。

先行きも見えない、明るい未来が見えないこの状況の中、
「俺たちはどうせ、貧乏くじ世代」っていじけながら、
そして「政治が悪い」「景気が悪い」って世の中怨んで生きていくのって、
何だかもったいないし、かっこ悪いし、何も生まないなぁ。
とも思っています。

じゃあ、これからどういう風に考えて生きていったらいいのか?

まだ、考え途中なのですが、ちょっと持論があります。

ってなわけで、どうしても長文になっちゃいますので、続きは次回ということで。