EF65-1128号機 レール輸送 / 西広島駅にて
一昨日の5月10日、西広島駅に何か止まってる••••••••と、覗いてみたらレール輸送車編成でした。
2番ホームへ停車中の列車は、機関車がどっちに付いているんだろうと気になりつつ、下り側にある己斐本町踏切へ。
見るとEF65形電気機関車がそこにいて、下り列車であることが判明し、ちょっと写真に撮ってみました。
早朝は指先がかじかむほど寒かった広島ですが、この時間帯には平年並みな5月らしい気温まで上がっていて、歩くと少し汗ばむ感じで。
写真はスマホで撮ったものばかりでイマイチ画質は良くないのですが、時刻は15時から15時15分の間でした。
晩春と言うよりは初夏と呼びたい陽射しの下、青い車体にクリーム色の警戒色が映えて、国鉄機らしい美しさが目を引きます。
かつてのブルトレ牽引機の流麗さは今も健在ながら、付き添い従う特急客車はもう存在しないことが、少し寂しい気持ちにもなります。
そんな心情でありながら、やはりその美しいEF65形には魅入られて、早く帰らないといけない自分を忘れてしまいました。
早く帰らないといけない理由。
ゆめマートで買い物してね、焼肉用の牛肉としゃぶしゃぶ用の豚肉が、自転車のハンドルに架けていて。
ちゃっちゃと帰って冷蔵庫へ収めないといけないのに、約15分もレール輸送列車のために時間を割いてしまって、私は何をしているのだろうかと(笑)
自転車で家まで10分、そして写真の撮影に15分、一応自転車は西広島駅の駐輪場で陽の当たらない場所へ止めていたのですけれど。
気温は24.5℃でしたが、心地の良い風がずっと吹き続けていた1日••••••••だったものの、やはりかなり危険な勝負だったと言えます。
まぁ約25分の道のりでしたが、お肉は傷まず無事に冷蔵庫へ収まり、ちゃんと2日分の夕食になりました。
この日の仕事は朝5時半に出勤して14時半に勤務交代で帰宅だったのですけど、帰りは24.5℃もの気温がありながら、朝は寒くて指先が冷たくて。
こんな寒暖差に身体が悲鳴を上げない訳がなく、公式の気温では15℃の気温差となっていましたが、パーソナルな温度計では20℃差。
もうね、私だけではなくみんな、心身共にボロボロだったりします。
と、話しは逸れましたが牽引機は1128号機で、ボディはちょっと疲労が目立って凸凹が痛々しく感じたものの、写真に撮るとそこまで目立たないのがせめてもの救いなのでしょうか。
さて貨車の方に話しは移りますが、レール輸送車は旅客会社が所有する貨車••••••••と言うことになります。
形式はチキ5500形で、国鉄が1974(昭和49)年度から1981(昭和56)年度にかけて、コンテナ貨車のコキ5500形を改造し、積載荷重37tのロングレール輸送専用貨車 = 長物車として誕生しました。
EF65-1128号機の後ろにはチキ5700形が2両、チキ5500形が3両、レール緊締装置車のチキ5600形、チキ5800形、チキ5500形が4両、最後尾はエプロン車のチキ5700形が連なっていました。
鉄道模型でNゲージも編成で販売されているみたいで、時間があればその時の車番を記録してみるのも、楽しいかも知れないなぁと思いました。
長い編成なので近年流行りのホーム端立入禁止金網を、機関車の先端が越えてしまっての停車なので、なかなかホームへ入って撮影とは思わないのですけれど。
草むら越しに撮影するのもどうかと考えれば、ナンバーを記録するためにホームへ入場するのはアリなのかも知れません••••••••とも思ってみたりです。
と言うことで、今日は再び丸1日雨の広島です。