宮島の桜 2024 -⑨ / 桜霖の候 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

宮島の桜 2024 -⑨ / 桜霖の候


宮島の桜 9 雨の風景 -④ です。

広島市内の桜は、まだ少し花の残っている樹もあるものの、去日の風雨で流されてしまい、桜の季節は終わりを迎えてしまいました。

桜流しとなった風雨は、北風が強くて著しく気温が下がり、一昨夜は突然のヒトケタ気温に、風邪を引いてしまった私です。

昨日は春らしい抜けるような青空だったのですが、陽射しも届いて日向は暖かさが戻ったように感じるものの•••••••。





しかし大量に流れ込んだ冷気の影響は後を引いて、気温は20℃とやや低めながらも春の最低ラインはキープはしていたのですけれど。

やっぱり体感温度はやや肌寒くて、日陰では明らかにする寒いし、屋内では暖房こそ入れないけれど、防寒対策しないと身体が冷える1日でした。

最低気温は5℃まで下がったので、さすがに夜は暖房を入れましたが、今日は晴れ後ち曇りで気温は昨日と同じく20℃の予想。

けれど、最低気温は昨日より4℃高い9℃まで上がるとのことで、まぁ暖かくはないですが風邪を長引かせなくて済みそうです。





2月より寒かった3月、そしてやっと迎えた4月ですが、夏になるとどうせまた熱い暑さなのでしょうから、できれば今はほのぼのとさせて欲しいのですが。

身体の芯が冷えるような寒さは、ちょっとご遠慮願いたいばかりです。

さて宮島ですが、宮島には趣や味のある小さな旅館が多く、それが人気となっていながらも、温泉ホテルなども並んで、宿泊サービスを支えています。

そこへ包ケ浦に富裕層向けの高級ホテルを誘致する計画が立ち上がっているのですが、この計画を巡り反対する住民たちが「宮島包ケ浦自然公園を守る会」を発足させ、署名集めを進めています。





そんな中、廿日市市は3月中の協議会開催を目指していたものの、当初の計画は進捗がずれ込んでいて、事業者の公募要領を検討する協議会の設置に向け、19日に準備会を開くと明らかにしました。

廿日市市によれば準備会は非公開で、地元の観光協会や商工会などの代表者5人を交え、協議会のメンバーや進め方などの検討予定です。

松本廿日市市長は、誘致計画を巡っては協議会を経た上で地元への説明を進める考えを示し、「地域に正確な情報が伝わっていない面がある。一刻も早く説明の場を持ちたい」としています。

まずは地元へ提示できる資料の作成が急務で、私のイメージ的には軽井沢のような原始林の公園と、時を忘れられるようなホテルの融合を望みたいものです。





包ケ浦自然公園は宮島桟橋から厳島神社とは反対側に向かって進むと、キャンプ場や海水浴場がある自然豊かな公園です。

夏休み中は賑やかなエリアですが、それ以外の季節は″時が佇む静かなエリア″で、観光客の姿は皆無な場所です。

問題は宮島桟橋からの距離で、富裕層を対象とするのなら、今のワゴンバスによる運輸ではなく、抜本的な輸送体系と道路整備も必要となるでしょう。

途中に港もあるのでそれを活用するなどもかんがえられますが、中途半端な事業計画だけはやめて欲しいと思うところです。


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