キハ187 -② / 岡山駅にて | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

キハ187 -② / 岡山駅にて


キハ187系の写真をUPしたのは、これが初めてな訳ではありませんが、 前回の続きと言うことで ② としていますが、あまり気にしないでくださいね(笑)

キハ187系としては前回の続きの呈ですが、撮影場所としては昨日の381系 特急やくもと同様に、岡山駅での写真です。

岡山駅だけで見ていると、特急やくもは4両を基本として6両または7両に増結されて運転されていました。

が、入線前にホームへ並ぶ旅客は閑散としていて、2両編成で運転される特急スーパーいなばは、写真の通り発車前から大混雑です。




新幹線で岡山駅まで来た旅客は、瀬戸大橋を渡って高知・松山など四国各方面や、出雲市そして鳥取へと向かう特急列車に乗り換えます。

この際、岡山県内そのものへ訪れる旅客については語りませんが、岡山駅からの乗車は鳥取方面の旅客が多いことは確かです。

1/2~1/3しか席がない特急列車の方が乗車人員が多いのは、視覚的に不思議な光景ですが、特急やくもは倉敷や高梁など途中駅からの乗車が多い列車だったりします。

鳥取県の人口は57万人で、鳥取市 18.8万人、米子市 14.7万人、倉吉市 4.6万人ですが、島根県の人口は67.1万人で松江市 20.3万人、出雲市 17.2万人、浜田市 5.4万人となっています。




岡山県外から新幹線で乗り換えする旅客は鳥取方面が多いようですが、岡山からの利用者が多いのは島根方面だと、岡山からのJR特急のみを見た場合は言えるようです。

さて余談ですが、日本で人口の少ないワーストは1位が鳥取県、2位が島根県となっていますが、人口減少問題を抱える日本の1年間の減少数は約55万人です。

おおよそですが、毎年島根県の人口分が減り続けている計算ですが、日本の総人口は1.25億人で仮に日本民族が消滅するとして、あと約227年かかるのは単純計算です(笑)

ただ1億人以上の人口があるからこその市場が、国際社会で魅力があって貿易を円滑にさせていることは確かなお話し。





現在、九州や北陸の新幹線延伸計画やリニアモーターカーの建設計画もありますが、ローカル線の廃止問題も日本が抱える現実です。

日本の人口が1億人未満に陥ると、新幹線そのものが廃線議論の渦中になることは、経済や市場を考察する中で、さほど非現実的な話しではありません。

こうして現実的な未来を描いて、そこから現在をフィードバックして鑑みると、JR西日本が芸備線存廃協議に向けたヒアリングで回答した「京阪神を除く在来線収支は全体の13%にとどまる」のことばにも納得がいきます。

厳しい意見となりますが、特急スーパーいなばも新型車両が投入された特急やくもも、今は乗車率は高いですが、将来性は全く無い列車であることは、現時点では間違いありません。


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