銀河鉄道999展 -②/ 京都鉄道博物館
京都鉄道博物館 銀河鉄道999展 その2です。
特別展示室から出ると、そこはレストランの入口です。
企画展開催中は、レストランにて″999鉄郎ラーメン″の名称で、星野鉄郎やメーテルが食べていたラーメンを、復刻して発売していました。
それに伴って、レストランでも銀河鉄道999の装飾が施されていました。
鉄郎ラーメンは人気で、ランチタイムには完売してしまうので、お昼ご飯で混雑し始める前に、もう食べておかないとありつけません。
博物館内の混雑を避けて平日に行ったのですが、特別展示室の写真から判る通り狙いは当たって空いていました。
にもかかわらず、まだランチタイムの内なのに、売り切れの案内が••••••••。
数量はそれなりに用意していたのでしょうけれど、やはり注文が集中してしまうから売り切れも早かったのでしょう。
2階と言えばオハフ33形ですが、鬼滅の刃 京ノ御仕事編では炎柱 煉獄杏寿郎がいたので、車掌さんとかいるかな?と行ってみました。
特別展示室入口付近にあるものの、残念なことに車内はもぬけの空で、少し残念。
日本アニメの金字塔とは言え、やはり現行人気作品との格差が、こんな所に顕れるのかな?とも、ちょっと感じてしまいました。
が、冷静に考えると、鬼滅の刃の時にはスタンプラリーなどやっていましたが、特別展示は無かったので、企画展規模としては同じレベルだよねぇ~と気づきます。
2階の閲覧に時間をかけましたが、やはり1階も堪能しなくてはなりません。
プロムナードにいるC62-26号機は現存する唯一の川崎製のシロクニですが、999展開催期間中はTVアニメ仕様に装飾されていました。
ナンバープレートもC62-50号機に換えられていましたが、これは現物のC62形が49号機まで新製されており、続番としてC6250のナンバープレートとなっていました。
ただ••••••••実際のTVアニメの999号は、ナンバープレートが黄色地に黒文字なんですよね。
でもこれはこれで幻の50号機のようで、ちょっと渋くて好きです。
TVアニメ版では続番の50号機でしたが、劇場版では実在したC62-48号機が999号の牽引機で、実車は汽車製造大阪工場で誕生し、日本最後のブルトレ牽引機として尾久機関区・平機関区で特急ゆうづるを担当しました。
常磐線の電化が完成すると、糸崎機関区へ転属となり、呉線では急行安芸・急行音戸を牽引した、シロクニ一門の中でもエリート組の機関車でした。
と言うことで、京ノ御仕事編では″かまぼこ隊″がいた食堂車 スシ28形ですが、オハフ33形と同様に車内には誰もいなくて少し寂しい感じ。
牽引機がC62-50号機なので、食堂車にガラスのクレアさんは登場しませんが、ビーフステーキを注文したメーテルと鉄郎には、何かいて欲しかったように感じました。
プロムナードの売店では銀河鉄道999弁当が販売されていて、私が行った時にはラスト1コが残っていましたが、子どもを連れたお母さんに譲ってしまいました。
ちょっと順番がテレコにしてしまったのですが、2階の鉄道模型コーナーにはHOの999号がいました。
さて、誕生45周年を記念した今回の特別展示でしたが、一周忌の2月13日に「松本零士50周年プロジェクト」が発表されました。
このプロジェクトは1977(昭和52)年に漫画連載が始まった「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」が、誕生50年を迎える2027(令和10)年へ向けたもの。
発表はAIで復活した松本零士氏が「今、万感の思いを込めて、50周年プロジェクト、発進します」と直接表明し、動画には英訳文も添えられていました。
詳細はこれから詰めて行く模様で、世界中にいる松本作品のファンが満足できるレベルのクオリティーの企画となるそうです。
松本作品と言えばキャプテン ハーロックや銀河鉄道999が出てくるのは代表作だからこそなのですが、私はダンガードAも好きなんですよねぇ。
と言うことで、松本零士先生追悼シリーズから、№15を貼りました。
前回貼った″わが青春のアルカディア″と同様なんですが、登場人物のフィギュアは存在しないので、CGで合成しています。
結構ね、苦労して作ったものの、画面の中で小さくなってしまうので、微妙な気持ちになったのですけど、こうしてアメブロへ貼ると、その微妙さ加減が甦ってきます(笑)
今思うに、松本零士先生の追悼シリーズはこれからも、永遠に使い回せる財産を作ったなぁ~と、ちょっと自画自讃な気分です。
銀鉄特急京イベ