381系 特急やくも XXI / 残り1ヶ月と12日
日1日と引退が近づく、最後の国鉄形特急電車 381系 特急やくも。
いよいよゴールデンウィークで、一部は既に273系電車での運転に移行されていますが、国鉄型と新型の両方に乗れる今、山陰観光そして出雲大社参拝が熱い初夏を迎えています。
273系電車で運転されている列車は出雲市行きが5・7・11・21・23・27号、そして岡山行き4・6・10・20・22・26号。
一方381系電車で運転されている列車は出雲市行きが1・3・9・13・15・17・19・25・29号、岡山行きは2・8・12・14・16・18・24・28・30号となっています。
運転本数としては新型やくも12本6往復、国鉄型やくも18本9往復で、まだ381系電車の本数が多い状態です。
尚、8・9・24・25号は別称 国鉄特急色と呼ばれる381系原色の編成で、6月14日まで故障などがない限り毎日走ります。
また緑やくも色は、5月6日までゆったりやくも色と混結7両編成にて、2・3・16・17号で運転されて、ゴールデンウィーク明けの7日は運休です。
8日からは本来の4両編成の運転に戻り、ゆったりやくも色と共通運用に入りますが、概ね運行予定は未定でもあるものの、決められているようです。
5月8日以降偶数日は1・18・19号、奇数日は14・15・30号、6月はその反対となり奇数日に1・18・19号、偶数日には14・15・30号の予定です。
最終運用は国鉄色と同じく6月14日で、やくも25号と やくも30号がそれぞれラストランになります。
定期運用としては ゆったりやくも色はやくも28号がラストランですが、翌15日に1号が特別にラストラン「さよなら381系やくも号」となります。
とは言え、JR西日本も鉄道事業者としてそう計画したのなら、責任を持って万全の体制で最後まで運行する積もりでしょうけれど。
やはり引退を迎えさせる老朽車両であることは間違いなく、2022(令和4)年7月1日、岡山デスティネーションキャンペーン初日の特急やくも22号ですが。
何号車だったか失念してしまいましたが、冷房装置が故障しての運転で、全車満席ではなかったため、お客さんは他の車両へ避難していました。
その時に連想したのが2017(平成29)年4月8•9日の583系ラストランと展示会だったのですけれど、展示会でファンサービスのために方向幕を回すタイミングがありました。
その時の駅の放送で、老朽化のために途中で動かなくなる場合が云々••••••••の案内が、意外と私にはショックでした。
あぁ、そうなのか••••••••と受け入れはするのですが、ラストラン → 引退 → 老朽化 → 各装置の安定が保てない の現実を、突き付けられた瞬間でもありました。
そして381系電車のラストラン。
あくまで定期運用からの離脱と言う予定ではありますが、臨時運用は未定の現状で、誕生からの経過老齢は老朽化を必ず伴っています。
残り1ヶ月と12日、無事に全車が走り切ることを、そして有終の美を迎えられることを、切に願ってやみません。
そして気になることがあって、30号で岡山へ来た緑やくもの動向と、ラストランの1号の編成はどこからくるの?だったりします。