キハ127とキハ47 / 姫新線と津山線
姫路駅で姫新線の車両を撮りました。
撮影したのは一昨年の9月3日で、兵庫デスティネーションキャンペーン、そのプレキャンペーンで運転された兵庫テロワール旅号に合わせてでした。
兵庫テロワール旅号は新型コロナウイルス感染症パンデミックの渦中に、サロンカーなにわによる運行で、9月3日は往路そして翌4日は復路の行程でした。
感染症抑制と経済活性の相反する狭間での運転でしたが、昨年感染法2類から5類へ引き下げられたものの、今年は再び感染者が拡大の一途を辿っている COVID-19 です。
5類引き下げと言うことで、ウイルスの弱体化変異や特効薬といった錯覚が蔓延していますが、今でも感染後は重い後遺症が待っていることに変わりは無いようです。
重症化はし辛くなったとは言え、5類と言えば後天性免疫不全症候群 = AIDSと同じランクであることを忘れてはいけないように感じます。
と、話しが逸れてしまっていますが、本題は姫新線です(笑)
姫新線には国鉄時代の旧型車両や、ブリキ缶のような新型車両ではなく、キハ127形と言うJR西日本の電車チックなディーゼルカーが走っています。
姫新線の線路は姫路駅を介して山陽本線や播但線とも繋がっていましたが、現在はレールは途切れて巨大なコンクリートで分断されています。
分断することで1つの島式ホームに4つののりばを作ることが可能となり、側線とポイントによって実はレールも繋がっています。
が、末端線となってしまっていることに変わりは無いのですが、この線路をずっと西へ辿って行くと、広島駅へ繋がっています。
姫路駅~津山駅~新見駅~備後落合駅~三次駅~広島駅です。
三次駅は福塩線の列車の乗り換え駅で、備後落合駅は木次線、新見駅は伯備線、津山駅は津山線と因美線の乗り換え駅です。
その津山線を走るキハ47形には、昔の国鉄急行色を纏ったノスタルジー編成がいます。
先日、岡山駅で国鉄急行色ノスタルジー編成を見かけたので、少し撮影してみました。
車内は快適空間に改造されている訳でもなく、急行形車両っぽく改変をされている訳でもなく、普通のキハ47形だったりします。
ホント、外観だけ纏った見せかけ列車なんですけれど、これがなかなか存在感があって、偶然出会えると1日が得した気分になれます。
芸備線の車両は広域共通運用なので、専用車両としてこういった列車の運行ができないのですが、全線を再構築協議の対象としたのですから、1つのアイデアとして考えてみるのも良いのではないかと思います。
かつては毎日、5~7両編成で広島~下関間で回送を運行していましたが、今は運用方法も変更となっているのですから、可能となったはずです。
と言うことで、JR四国の8600系 特急しおかぜ に映ったノスタルジー編成も撮ってみました。