117系 / 京都鉄道博物館
雨の降る、少し天気の悪い京都鉄道博物館です。
7月29日に117系先頭車のトップナンバー = クハ117-1が収蔵され、10時30分から記念式典が催された後、車両のしくみ/車両工場エリアで車両特別展示も実施されました。
クハ117-1は運用離脱後、新快速運用時代のカラーリングに復刻され、吹田総合車両所で保管されていました。
現在は京都鉄道博物館54両目の収蔵車両として、常設展示ではなく構内線にて保存されています。
保存されるに際しては大阪急電色への復刻だけでなく、現役時代晩年に整備の省力化のために撤去されていた、屋根上の空気清浄機も復活されました。
収蔵記念式典と特別展示は術後3ヶ月の安静期だったので、訪れることは叶いませんでしたが、今月8日にやっと出会うことができたので、今日の記事となりました。
冒頭の写真は新幹線の車内から撮影したのですが、含めて5枚目••••••••この写真まではまだ雨は降っていません。
かなりの曇天で空は重く、いつ降り始めるかといった感じで、どちらかと言えばお出かけ先から京都鉄道博物館に着くまでの間、よく降らなかったなぁといった感じです。
まぁ色が悪いのは仕方ありませんが、またこうして会えるのなら、天気の好い日に訪れることもあるでしょうし、次の楽しみにもなります。
線路の質感からも伝わるでしょうが、この3枚からは雨降りなんですが、これがなかなか強い雨になりました。
そしてもっと正面がちに撮りたかったので、SLスチーム号に乗って、山陰本線のガード下をくぐるまでの間に撮ってみました。
本来は、京都駅から梅小路京都西駅へ向かう列車の中からも撮ってみようと思っていたのですが、連休と言うこともあって列車の中は朝ラッシュ並みの混雑で、諦めました。
この3枚は、SwallowAngel C62-2号機と合わせてと、新幹線 N700A のぞみと合わせても撮ってみました。
戦後間もなくの超特急つばめ牽引機、そして現代の超特急のぞみを、それぞれ共演してもらったのですけれど、117系も戦前の大阪急電の伝統を継いだ正当な血脈。
日本の鉄道近代化と高速化に貢献した、歴史的産業遺産ですが、屋内常設展示と異なり風化そして劣化に晒されることが、半永久的な保存という観点から、ちょっと不安も残ります。
\117系電車収蔵記念「117系の日」イベントのおしらせ💁♂️/
— 京都鉄道博物館 (@KyotoUmetetsu) October 10, 2023
今年、117系電車が新しく当館の収蔵車両に加わった事を記念し「117系の日」イベントを開催します。車両工場エリアへの入線シーン公開、種別幕の週替わり公開、解説付きの最終回送動画上映など。… pic.twitter.com/hGLLFx6Rpk
まぁ、私がそんなに長生きはしないでしょうから、私が寿命を迎える程度までは(笑)••••••••と言う願いを込めて、東寺の五重塔も合わせて撮ってみました。
さて、その117系ですが、11月7日を中心に特別展示が行われるようですが、私はいけそうにはなくて、かなり残念に感じます。
ところで昨日は、SLスチーム号が車両の不具合で運休したと、公式発表がされていましたが、何がどうしたのか気になるところです。
C622が不調なのなら代走機を立てるでしょうから、客車側にトラブルがあったのか••••••••今日からはまた運転されるようなので、そこまで深刻ではなかったのでしょうか。
さてこの2枚、上の5枚目の写真を加工して流し撮りっぽくしてみたのですが、流し撮りをしたことのある人や、光学物理に精通している人から見ると、不自然バリバリ伝説ですね(爆)
続いてウエストエクスプレス銀河の時にUPした、創作写真をこちらにも再掲載してみました。
RedWing-227系の記事で貼った、117系収蔵の頃のサイトへのリンクを、あらためてここにも貼ってみました。
京都鉄道博物館ではウエストエクスプレス銀河の特別展示が実施されたこともありましたが、いつかはクハ117-1との共演展示も、将来的に期待したいところです。
また、吹田総合車両所ツアーと題して複数回、有料撮影会が実施されて117系と52系のコラボ展示会も行われましたが、 こちらはもう永遠に幻の並びになってしまうのでしょうか。
何はともあれ、次に行く時は好い天気••••••••これが1番の期待と希望だったりします。
▼本日限定!ブログスタンプ 鉄道に乗って出かけたい場所は? |
あなたもスタンプをGETしよう |
今日は151年目の″鉄道の日″です。
1872年10月14日(旧暦 = 明治5年9月12日)に、新橋~横浜間が開業し、1921(大正10)年10月14日に鉄道開業50周年を記念して、東京駅の丸の内北口に初代の鉄道博物館が開館しました。
その翌年となる1922(大正11)年からは鉄道記念日として鉄道省により制定され、1949(昭和24)年には日本国有鉄道の記念日となりました。
1987(昭和62)4月1日の国鉄分割民営化後も制定当時の鉄道記念日として存続していましたが、1994年に運輸省(現・国土交通省)からの提案で「鉄道の日」と改称し、すべての鉄道事業者が祝う記念日となり、今年で30周年を迎えました。
今年の鉄道の日には、下関エリアの115系 N-04編成が、3000番台デビュー当時のカラーリングに復刻され、運転を開始します。
このリバイバル電車は下関~岩国間の普通列車を中心に運行され、初列車は下関 9時30分発の岩国行き普通列車となる予です。