RedWing-227系 / 期限迫る向洋駅 -⑥ | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

RedWing-227系 / 期限迫る向洋駅 -⑥


今日と明日・明後日の残り3日となった、JR山陽本線 向洋駅付近の上り旅客線です。

今回は天神川駅~向洋駅間の、仮設新線へ切り替えとなる位置からの写真をUPします。

天神川駅ホームから向洋駅方面を見ると、遠くに右へカーブして行くのが見えますが、このカーブはそれではありません。



広島駅から海田市駅へ向かって、とても大きなS字カーブを描きますが、向洋駅への右へ曲がる大カーブ群の一部ではあり、ちょうどその出口となる位置です。

連続する大カーブを抜けて向洋駅まで短い直線となる現行線ですが、そのカーブを少し延長して仮設新線とは反対側へ線路は敷設されています。

向洋駅へ入線する曲線半径を緩和するための処置ですが、その緩和線の端部を撮影しました。



4月16日の20時過ぎから列車の運転は中止され、現行線から仮設新線への切り替え工事が始まりますが、このレールの端部が山陽本線上り旅客線が接続され直します。

上りRedWing-227系が走って来ておますが、写真を見ての通り既にカーブの出口を抜けて、列車は直線状態になっています。

仮設新線ではこの直線が無くなり、連続した右カーブが延長されあることになります。




この3枚は現行線を挟むような緩衝線と仮設新線ですが、この端部はどちらも現行線とレールが締結されません。

写真を見て想像できるでしょうが、現行線の該当区間を反時計回りに向きを変えて、緩衝線と仮設新線をつなげます。

3枚目の写真は、2枚目で左端へチラッと写っている仮設新線ですが、ここは矢板による囲壁があって見えなくなっているので、金網越しにムリヤリ撮ってみました。



ここからは仮設新線切り替え位置から離れて、向洋駅近くの鹿篭踏切からの写真です。

鹿篭とは″こごもり″と読みますが、天神川駅を発車して向洋駅までの間にある、初めての踏切となります。

上は上り旅客線を走るRedWing-227系で、画面右側が4月17日から上り旅客列車が走る、仮設新線となります。



この踏切での写真ではお馴染みとなってしまった感のある、広島名店チェーンの炭火焼き カープ鳥のマツダ本社前店を入れての写真です。

美しく並ぶ4本の線路ですが、上り旅客線が切り替えられたとしても、線路が剥がされるまではしばらく見られるものの、全ての線路を仮設新線へ切り替えなければならないので、早い内に見られなくなる風景です。

まさに、広島の″失われる風景″です。



上り旅客線は使用開始が迫っているので、切り替え位置以外は既にレールは繋がっていますが、上り貨物線と下り貨物線は踏切などでレールは途切れています。

下り旅客線は現行の上りホームを解体しなければ敷設できないので、まだ敷設工事の着手すらされていません。

下り貨物線の端部を入れて、上り旅客線を行くRedWing-227系を撮ってみました。



仮設新線側からRedWing-227系も撮っておきます。

EF210の記事で青崎第6踏切では、仮設新線切り替え後は全ての線路が踏切内になると記しましたが、こちらも4月17日以降はどう変わるか分からないので、今の内に撮れる景観は撮っておきました。

ラストの写真は手前から仮設新線の上り旅客線・上り貨物線・下り貨物線で、RedWing-227系が走っているのは上り旅客線、俗称 裏被りと言われる奥の貨物列車は、下り貨物線です。


今日UPした当該区間のムービーですが、以前のEF210の記事で述べた通り、そのまま貼ろうかとも考えていました。

その前にユーチューブにUPした動画の一部を、切り取って再編集して50秒強のムービーにしてみました。

曲線緩衝線と仮設新線の具体的な距離感が判るようになっていますが、明後日の始発からはあちらの線路を列車は走ります。



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