宮島の桜 2023 -⑨ / 世界遺産の島の春
今年の桜の写真も、いよいよ佳境です。
今年は長居したので途中から日が暮れてしまいましたが、天気は回復して美しい夕暮れとなりました。
そのお陰で、薄暮の下での桜が撮れました。
清盛神社から厳島神社へ向けて、西松原を歩いている内に、海岸線へ並ぶ石灯籠へ灯が点りました。
曇っているのと、陽が届かなくても晴れているのとでは、写真の質感は雲泥の差があります。
今にも雨が降り始めそうだった宮島の桜2023-①でしたが、最後に夕日を受けて海風に揺れる桜を見られたのは、少し幸せな気分で終えることができました。
清盛茶屋は既に営業時間が終わってしまっていますが、軒先のぼんぼりにも灯りが点ります。
ソメイヨシノと石灯籠、そして夕陽に輝く海ですが、コントラストが強すぎて上手く撮れるかな?と何度か設定を変えて撮りましたが、まぁそれなりにそれなりな風景を撮れたように想えます。
満潮だったら海は真っ白に飛んでしまうので、かなり砂浜に助けられたら写真でもありますけど(笑)
実は連絡船が混むのが嫌で、よほどの用事がない限りは早めに帰途につくので、空が完全に暗くなるまで居たのは、ずいぶんと久しぶりだったりします。
今日の写真は反橋までなので、夕桜から夜桜は明日の最終回でのUPとなります。
西松原の先っぽまで行って、対岸の水晶山トンネルの入口付近に咲いている桜も撮りました。
水晶山の手前に宮島水族館や大元神社などがあるのですが、あの近辺は私が唯一忌避せざるを得な一角でもあるので、なかなか大元公園を桜は撮りに行かない場所でもあります。
水晶山の上や網之裏桟橋「宮島ビジターバース」に咲く桜も、夕陽のお陰で雰囲気の良い写真になりました。
提灯の灯りがいい感じだったのですが、厳島神社は西日が背となるので、薄暗くてもカメラが自動補正で明るく撮ってしまいます(笑)
マニュアルで撮影しても良かったのですが、少し待てばもっと暗くなるので、西松原のベンチに腰掛けてしばらく海を眺めて過ごします。
大鳥居は奈良の大仏さまと同じ大きさでそそり立っているので、朱色が西日に照らされて輝いていましたが、境内となる入江はいい感じの暗さになります。
神社内に灯った明かや石灯籠の灯が美しくて、ここから夕桜の本番となりますが、それは次回 最終回にて。
違う種であっても体の色や模様が極似していたら、やっぱり仲良しになるものなのか、前回と前々回のリールリンクから感じる疑問です。
ネコさんとウサギさんの動画を見つけたら、また貼りますので、今日はこの子たちにキュンキュンして下さいませ。