宮島の桜 2023 -② / 世界遺産の島の春 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

宮島の桜 2023 -② / 世界遺産の島の春


あまり天気に恵まれなかった2023年 宮島の桜です。

ただ、散り始めの今日は、写真に撮るには最適な天気のようです。

今日UPした写真は、雨が降り出すかどうかの瀬戸際空模様から、時折薄陽が指す程度へ持ち直した時間帯です。




要害山の本丸跡展望台も、桜が満開になると圧巻な光景となります。

東屋から一段下るとそこは今伊勢神社の境内ですが、本丸跡から続くその一帯に桜の木は連なります。

目の前に広がる桜の花を愛でるも良し、展望して眼下に広がる桜花に見とれるも良しな、囮城跡の公園です。





一般に囮城と言われるこの城は、あくまでも毛利軍がこの城に立て籠もっているふりをするために作ったためそう呼ばれますが、相手を騙しての戦略なので、ちゃんと宮尾城という城名も付けられています。

陶軍は少数の毛利軍がここで防衛していると信じて攻撃を行い、その隙に毛利本軍が背後から攻め入って、陶軍は総崩れとなって敗退しました。

開戦前に陶軍が陣地を築いた本陣は、この展望台からも見えますが、そこには多宝塔が建っているものの、今年は修繕中で姿を隠してしまっていて、少し残念な景観です。





対面の五重塔が建つ″塔の岡″にも、陶軍の先陣が設けられました。

当時は五重塔は既にありましたが、千畳閣は後に豊臣秀吉公が建立した伽藍なので、厳島合戦の時代にはまだありません。

今は豊臣秀吉公の御霊が祀られて豊国神社となっている千畳閣ですが、あの伽藍が無ければ多宝塔の建つ丘よりもかなり広い陣地だったと感じられます。




五重塔の左側には大聖院を眺むことができますが、修繕中でなければ五重塔の 右側へ多宝塔が見えます。

今年は久しぶり登った要害山でしたが、来年は天気が好ければまたリベンジで、ここからの景色を撮ってみようかと思っています。

では次回ももう少し、要害山 囮城跡の桜をUPして先に進みます。
 

 


 ところで話しは変わるのですが、4月1日と8日の21時から、土曜プレミアムで鬼滅の刃 遊廓編 特別編集版が放映されるようです。

昨年10月の無限列車編 特別編集版の時には、日本一周 無限列車号の運転がありましたが、今回は特に何も無く直前の発表のようです。

と言うことで、千と千尋の神隠しの油屋に、鬼滅の刃の鬼舞辻無惨が迷い込んだ!なCGをインスタへUPしていたのですが、ちょっとリンクを貼ってみました。

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