SLありがとうレトロ客車号 ー② | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

SLありがとうレトロ客車号 ー②

C56,12系,DD51,ラストラン,JR西日本

では昨日の続きです。

下関側へ引き上げた列車は、バックして3番ホームへ再び入線して来ます。

ここで機関車と客車が切り離され、別々に留置場所へ帰ります。




DD51-1043号機とオハフ13-701の、繋いでいた手が切り離されます。

この時点で12系レトロ客車の営業が、全て終りました。

残る仕業は、留置線への回送だけとなります。





切り離された反対側のオハ12-703に、DE10-1531号機が連結されます。

上の4枚の最後の写真、もう連結器は外れていますが、最後尾にはDD51とC56が見えます。

この時、車内電源用の発電機・ディーゼルエンジンはまだ回っており、間違いなくこの12系レトロ客車は生きていました。


9月2日の新山口駅、3両(C57・C56・D51)の蒸気機関車にEF65、そしてDD51とDE10と、国鉄機関車大集合だったからには。

ニーナ(EF66-27号機)でも現れてくれたら・・・・と、淡い夢を見ていたら!?

現れました、幻が。


こちらが実際に現れたEF66-106号機です。

この日のこの時間、2両のゼロロクたちはどこにいたのでしょうか。

知る由も、ありません。




そしていよいよ、生きているレトロ客車の見収め・・・・留置線へと牽引されて行きます。

誇らしげに掲げられていた"やまぐち号"のテールマークは既に無く、全ての役目がここに終わったことを語っていました。

最後尾の展望車オハフ13-701の種車オハフ13-59は1969(昭和44)年の誕生で、他の4両共々この小郡区へ新製配置され、新山口で一生を過ごしました。




12系レトロ客車が山口線の側線へ入ると、今度はC56-160号機とDD51-1043号機が、機関区へと引き上げて行きます。

引き上げた先には、D51-200号機が待っています。

引き上げて行く姿の左手奥に、留置線へ押し込まれるレトロ客車が見えました。



C56は一旦、機関区の手前で停止して、DD51を切り離して自力でD51のいる場所まで移動します。

新山口駅・・・・山口線での最後の姿になるかも知れないC56。

この後、梅小路区へ帰ってからの、その後の人生をどのように送るのでしょう。


IMG_20170903_112620360.jpg 
全てが終わって帰ろうかと思った時、遠くから下り貨物列車が接近して来るのを発見しました。

何気なく撮ってみることにしたら、牽引機は何と8月27日にデビューしたばかりのEF210-311号機でした。

311号機は8月24日に川崎重工から出荷されたのですが、早速出会えるとはなかなかラッキーでした・・・・けど。

ゼロロクことEF66の0番台は、現在27号機と30号機の2両。

これでゼロロクが置き換えられて、廃車までの秒読みに入ってしまいました。

9月2日は、ちょっと複雑な心境記念日かも知れません。

これまでの機関車file
蒸気機関車Subd

鉄道コム
スマホの方もPCの方も応援お願い致します。
ブログトップページ
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー

▼本日限定!ブログスタンプ
黒い服よく買う?
あなたもスタンプをGETしよう
あなたもスタンプをGETしよう

9月6日で黒の日。

黒くて巨大な鉄の塊。

黒鉄の馬。

しばらく続いた山口線の蒸気機関車シリーズの最終回に、ふさわしくなったカモ?

ところで黒い服は。

結構、持ってますよ。