SLありがとうレトロ客車号 ー① | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

SLありがとうレトロ客車号 ー①

C56,12系,DD51,ラストラン,JR西日本

今日は、今回のイベントの大取"さよなら12系『SLありがとうレトロ客車号』"をUPします。

牽引機はC57-1号機と共に"やまぐち号"の顔でもあったC56-160号機でした。

"やまぐち号"は当初、C57とC58で運行していましたが、C58の老朽化(ボイラー損傷)が激しくて本線走行が不可能となった1987(昭和62)年から、C56が山口線に入りました。



ただ、C56はテンダー機の中では小型なため、単機での12系5両を牽引することができません。

なので"やまぐち号"を牽引する時はC57-1号機と重連運転、またはC57-1号機が不在の折にはDD51と重連運転で活躍しました。

D51-200号機が本線復帰した今、C56-160号機の今後はまだ発表されていませんが、山口線への入線はこれが最後になるかも知れません。



9月2日に運転された"山口DCオープニング号"を牽引するEF65-1133号機とも、C56-160号機は共演しました。

とにかく絶滅危惧種の国鉄機で、かつてのブルートレイン牽引機というスターとの共演なので、とにかく近寄れない程の人集りでした。

この2枚の1枚目の写真は、仕方ないのでスマホを持ってバンザイしたまま、可能な限り目一杯の背伸びをして撮りました。





先ほど12系5両は牽引できないと言いましたが。

"ありがとうレトロ客車号"は5両編成なので、DD51-1043号機との重連で運行されました。

C56-160・DD51-1043・オハフ13-701の順で、そこからレトロ客車の5両が連なります。



ホームでは、38年間"SLやまぐち号"として頑張って来た12系レトロ客車を見送る、お別れイベントが催されました。

この編成は今後、廃車見込みとなっていますが、ほんとに解体処分されてしまうのでしょうか。

オハフ13-701は、完全復元ではありませんが、戦前の特急用展望車のオイテ27000を参考に改造された車両・・・・記念保存されないものでしょうか?




"さよなら12系やまぐち号"の①~⑤では、C57-1号機との連結面となっていましたオハ12-703です。

牽引機C56のヘッドマークと最後尾オハ12のテールマークは、やまぐち号のトレインマークをベースにした"ありがとうレトロ客車"特製マークになっています。

イベントも終り、ホームから引き上げる時に、隣へ止まっている"山口DCオープニング号"の12系と並びました。




1番ホームへ入線した"やまぐち号"を留置線へ引き込むためには、一旦下関側へ引き上げたあと。

バックして3番ホームへ再び入線して来ます。

この続きは、また明日と言うコトで。


これは当日のイベントスケジュールの一部です。

新山口駅では夕方まで、数々のイベントが催されました。

山口ディスティネーションキャンペーン、大成功するといいですね。

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