太宰府天満宮へ -① と 広島平和記念日2017 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

太宰府天満宮へ -① と 広島平和記念日2017



西鉄の太宰府駅です。

運命?に拉致されて、昨日は突然に行きました。

本来、福岡へ行くつもりは全く無くて、そもそも新山口へ今夏限りになるかも知れないC57-1に会いに行くつもりだったのに。


今の私の運勢と言うか状態を、見事に現す失敗なんですが、何も考えず"ひかり491号"に乗ってしまって。

"のぞみ号"ではなく"ひかり号"ですよ。

そう!この列車は広島を出ると次は新下関・・・・新山口へは止まらないんです。



『新下関に行ってもなぁ』と。

選択肢としては下関機関区へ行ってみるのも手なのですが、そのまま博多まで乗車してしまって。

今考えると、ここからが全て運命だったような気がします。



博多駅へ到着すると、同じホームに500系が居たので、その後の700系や800系も撮って、在来線ホームに。

12時前頃、そろそろ帰ろうかな?と思ったとたん、頭の中に"太宰府天満宮"のイメージが。

実は太宰府へは以前から行ってみたいと思いつつも、今まで訪れたことがなくて。



NAVITIMEで調べたら、バスで直通で約50分だと出たので、バスに乗ることにしたんですけど。

バス乗り場が分からず、再びNAVITIMEで調べたら・・・・たどり着くとそこはタクシー乗り場。

行くのをやめると言う選択肢は頭から忘却され、鉄道で行くと言う選択肢も失念してしまっていた私は。



そのままタクシーに乗って、約40分の道程を4500円かけて参拝に向かいました。

太宰府天満宮って福岡市ではなく太宰府市にあるんですよ。

しかも広島駅から宮島よりも、遥かに遠いんです。



まあ、経緯を説明しながら、写真は参道→一之鳥居→二之鳥居と参道を進み、三之鳥居まで進みました。

三之鳥井は国内に残る石鳥居としては、現存する中世の建立の1つで、九州では最古のものです。

太宰府天満宮は、菅原道真(すがわらのみちざね)公の住居邸跡近くの霊廟に建てられています。



この写真は国内に8基ある"相輪塔"という仏塔で、九州にはこの一基のみです。

さて、今日の写真のUPは、ここまで。

また次回へ続きます。




-平和宣言 2017-


皆さん、72年前の今日、8月6日8時15分、広島の空に「絶対悪」が放たれ、立ち昇ったキノコ雲の下で何が起こったかを思い浮かべてみませんか。


鋭い閃光がピカーッと走り、凄まじい放射線と熱線。


ドーンという地響きと爆風そして衝撃波。


真っ暗闇の後に現れた景色のそこかしこには、男女の区別もつかないほど黒く焼け焦げて散らばる多数の屍。


その間をぬって、髪は縮れ真っ黒い顔をした人々が、焼けただれ裸同然で剝(は)がれた皮膚を垂らし、燃え広がる炎の中を水を求めてさまよう。


目の前の川は死体で覆われ、河原は火傷した半裸の人で足の踏み場もない。


正に地獄です。


「絶対悪」である原子爆弾は、きのこ雲の下で罪のない多くの人々に惨たらしい死をもたらしただけでなく、放射線障害や健康不安など心身に深い傷を残し、社会的な差別や偏見を生じさせ、辛うじて生き延びた人々の人生をも大きく歪めてしまいました。


このような地獄は、決して過去のものではありません。


核兵器が存在し、その使用をほのめかす為政者がいる限り、いつ何時、遭遇するかもしれないものであり、惨たらしい目に遭うのは、あなたかもしれません。


それ故、皆さんには是非とも、被爆者の声を聞いてもらいたいと思います。


15歳だった被爆者は、「地獄図の中で亡くなっていった知人、友人のことを偲ぶと、今でも耐えられない気持ちになります。」と言います。


そして、「一人一人が生かされていることの有難さを感じ、慈愛の心、尊敬の念を抱いて周りに接していくことが世界平和実現への一歩ではないでしょうか。」と私たちに問い掛けます。


また、17歳だった被爆者は、「地球が破滅しないよう、核保有国の指導者たちは、核抑止という概念にとらわれず、一刻も早く原水爆を廃絶し、後世の人たちにかけがえのない地球を残すよう誠心誠意努力してほしい。」と語っています。


皆さん、このような被爆者の体験に根差した「良心」への問い掛けと為政者に対する「誠実」な対応への要請を我々のものとし、世界の人々に広げ、そして次の世代に受け渡していこうではありませんか。


為政者の皆さんには、特に、互いに相違点を認め合い、その相違点を克服するための努力を「誠実」に行っていただきたい。


また、そのためには、核兵器の非人道性についての認識を深めた上で、自国のことのみに専念して他国を無視することなく、共に生きるための世界をつくる責務があるということを自覚しておくことが重要です。


市民社会は、既に核兵器というものが自国の安全保障にとって何の役にも立たないということを知り尽くし、核を管理することの危うさに気付いてもいます。


核兵器の使用は、一発の威力が72年前の数千倍にもなった今、敵対国のみならず自国をも含む全世界の人々を地獄へと突き落とす行為であり、人類として決して許されない行為です。


そのような核兵器を保有することは、人類全体に危険を及ぼすための巨額な費用投入にすぎないと言って差し支えありません。


今や世界中からの訪問者が年間170万人を超える平和記念公園ですが、これからもできるだけ多くの人々が訪れ、被爆の実相を見て、被爆者の証言を聴いていただきたい。


そして、きのこ雲の下で何が起こったかを知り、被爆者の核兵器廃絶への願いを受け止めた上で、世界中に「共感」の輪を広げていただきたい。


特に、若い人たちには、広島を訪れ、非核大使として友情の輪を広げていただきたい。


広島は、世界の人々がそのための交流をし、行動を始める場であり続けます。


その広島が会長都市となって世界の7,400を超える都市で構成する平和首長会議は、市民社会において世界中の為政者が、核兵器廃絶に向け、「良心」に基づき国家の枠を超えた「誠実」な対応を行えるような環境づくりを後押ししていきます。


今年7月、国連では、核保有国や核の傘の下にある国々を除く122ヶ国の賛同を得て、核兵器禁止条約を採択し、核兵器廃絶に向かう明確な決意が示されました。


こうした中、各国政府は、「核兵器のない世界」に向けた取組を更に前進させなければなりません。


特に、日本政府には、「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。」と明記している日本国憲法が掲げる平和主義を体現するためにも、核兵器禁止条約の締結促進を目指して核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい。


また、平均年齢が81歳を超えた被爆者をはじめ、放射線の影響により心身に苦しみを抱える多くの人々に寄り添い、その支援策を一層充実するとともに、「黒い雨降雨地域」を拡大するよう強く求めます。


私たちは、原爆犠牲者の御霊に心からの哀悼の誠を捧げ、世界の人々と共に、「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力を尽くすことを誓います。 


2017(平成29)年8月6日

広島市長 松井一實




本日限定!ブログスタンプ
ハムは薄切り派?厚切り派?









The victims of nuclear weapons are human beings.
Not hams.

Die Opfer von Atomwaffen sind Menschen.
Es ist definitiv kein Schinken.

Les victimes des armes nucléaires sont des humains.
Ce n'est certainement pas du jambon.

핵무기의 희생자는 인간입니다.
결코 햄이 아닙니다.

核武的受害者是人類。
這絕對不是火腿。


Atomic bomb survivors are not hams.Anti-Discrimination.Anti-hate.

アメブロは良心的な企業だとこれまで感じていましたが、もうこれは本当にがっかりです。

以前にも言ったんですが、ブログサービスは小学生など低年齢層から高齢者まで、幅広く利用しているツールです。

特にこういう『今日は〇〇の日』と言うアイテムを用意するなら、誰もが不愉快を感じることの無いものにしなくてはなりません。

ましてや学生と言う特異な年齢層には、教育という観点も、インターネット発信ツールの提供会社の責任があると思います。

こういうことを蔑ろにしているから、隣国からも信用されない現状が発生しています(まぁそれだけではないですけど)。

一例として韓国の慰安婦問題にしても、一個人単位では観光や文化交流・芸能交流が行われますが、日本人全体へのイメージや、日本国へのイメージが最悪となり、嫌悪感や反日感情の増大につながっている事実も忘れてはいけないでしょう。

自分の国の過去を無かっこととしてるというイメージは、加害者側の国には都合の良いことでしょうが、被害者側の国にとっては大問題です。

サイバーエージェントには、魅力的なサービス提供をたくさんしているのですから、もっと責任の自覚を持って欲しいものです。

"Amebaで守るぺきこと(更新日時2017年6月15日)"では『Amebaは、小さなお子さまから大人まで、幅広い年齢のかたがたが利用しています。Amebaをより快適で安心~・・・・』と言ってますし。

他にも"健全化に資する運用方針(更新日時2017年6月12日)"でも『株式会社サイバーエージェント(以下、「当社」という。)は.「Amebaアメーパプログ」(以下、「本サイト」という。)の運営にあたり、青少年の主体性を確保しつつ違法・有害情報から保護することの重要性を認識するとともに、本サイトが第三者機関である一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(略称-EMA)により個別分野毎に定め~・・・・』と、謳っています。

"世界で唯一の被爆国"の人間が経営するインターネット情報発信会社であるサイバーエージェントが、自ら定めた運営方針を黙殺して、被爆者を差別してどうするんだと怒りを覚えます。

差別には確信犯で非人道的な言動をする人もいますが、違法であると自覚せずに賤民扱いをしているケースもあります。

これは私だけでなく今の核兵器廃絶の世界的な流れから、被害者の立場に立って不快感を顕わにしている人も多いものと思われます。

恐らく多くの苦情や要望が2年連続で届いているはずですから、絶大な影響力を持っている民間企業の責任として、来年は改善されているものと思われますけど。

そこは、経営方針や形だけのポリシー宣言ではなく、コンプライアンスとしての責任ある企業となるよう、願ってやみません。


ので、安芸もみじでは、こんなブログスタンプを今回は自作しました。

人類史上初めて核兵器による攻撃を受けたことの重みを感じ、サイバーエージェント社長の藤田晋(ふじたすすむ)氏はカリスマ性もあるのですから、もっと指導力を発揮するべきだと思うと同時に、とても残念でしかたありません。

東京への核攻撃も、起こりうるんですよ、今の時代。

そして72年前の広島市民も、こんなもので攻撃されるなんて、思って無かったんですよ。

と言うことで、被爆者の遺族、そして被爆二世の声でした。

企業としてのコンプライアンス = 良心による自浄作用を期待しながら、今年は要望のメールも送信させて頂きました。

核兵器と言うのは政治的なだけでなく思想的なものも含まれるので、一般参加形の情報メディアであるブログサービスとしては、抵触したくないこともあるのでしょうから、原爆の日や平和記念日のブログスタンプでなくても構わないんですよ。

8月6日には他にもたくさんの公式や非公式の記念日が制定されているのですから、熱戦で焼かれた人をハム扱いしているように感じる、差別ブログスタンプは早急に差し替えて欲しく思います。



May the world be filled with peace and happiness.
(世界が平和と幸福で満たされますように)


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