はやぶさデビュー
12月に全線開業した東北新幹線。
東京~新青森間に、速達タイプの超特急がデビューしました。
その名は"はやぶさ"。
なぜ"はつかり"ではなく"はやぶさ"なのか、未だに理由は解りませんが。
でも"はやぶさ"は今日から、時速300キロ・最速3時間10分で走り始めました。
JR新青森駅では、上りの一番列車"はやぶさ4号"の乗客や最新型車両を一目見ようとする人たちで、朝早くから混雑したそう。
出発式では三村青森県知事らがテープカットをして、デビューを祝ったようです。
6時10分に東京へ向けて走り出した"はやぶさ"は、東北新幹線全線開業に合わせて開発された車両。
今月12日に全線開業する九州新幹線は、乗り入れる山陽新幹線と共通運用をするためにN700系が使用されるので、この"はやぶさ"が事実上の文字通り最新型最新鋭車両となります。
当面の間は300km/hの3時間10分て運転されますが、それでも"はやて"よりも10分速く東京~新青森を結びます。
来年3月からは更にスピードアップして320km/hで運行される予定です。
1958(昭和33)年に、東京~西鹿児島(現・鹿児島中央)を結ぶ、日本で3番目のブルートレインとしてデビューした"はやぶさ"。
約50年間、東京と最南端を結んだ伝統列車は、世界最速のタイトルを持って、今日からは東京と最北端を結び続けます。
グリーン車よりもハイクラスなファーストクラス"グランクラス"に、いつか乗ってみたいな☆
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