特急富士2008・Vol.5
あれはいつの思い出だろう?
夜行列車の窓から、夜という暗いトンネルの中をのぞいていたのは。
窓ガラスには無数の水雫が、室内の光を反射してキラキラ輝いていた。
その光る雫たちは、みんな同じ意識を持っているように、走り去る後ろへと移動して行く。
雫たちが窓ガラスから消え去ってしまっても、新しい雫が次から次からやって来る。
雨…。
天から舞い降りた雫たちは、過去へと流れて行く時間の化身なのかも知れないと、私は思う☆
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