連載/宮島口・第８回

今回は、広電宮島口駅の風景です。

第１回目の時はJR西日本の宮島口駅でしたね。

JRの強みはその線路が全国とつながっているコトで、新幹線からの乗り換えや、周遊きっぷ、18きっぷなどの利便性の他、広島駅からの到達時間が20分であるというところでしょう。

広島電鉄は西広島と宮島口の間は鉄道線ですが、広島駅と西広島の間は軌道線…つまり路面電車なので所要時間が１時間も必要としてしまいます。

しかし宮島入りだけを考えるとJRに軍配は上がりますが、広島観光と考えると、広電の方が利便性は高いと言えます。

平和公園・原爆ドームから直通で宮島へ行けるのは広電電車だけですし、その周辺には広島城や中国庭園の愉華園、プラネタリウムや広島市民球場、バスセンターなどがあります。

また、毛利家別邸跡の縮景園や繁華街のデパートやホテル、メインストリートの本通商店街からも直通で宮島へ行くコトができます。

そして１日乗車券や２DayPassportを使うと、電車と連絡船が乗り放題になるので広島全般を観光するには、やはり広電に軍配はあがってしまいます。

ちなみに２DayPassportには、宮島ロープウェーの往復乗車料金（\1800-）も含まれて大人\2000-、子供\1000-です。

広電で広島駅まで行くと１時間ですが、平和公園までだと45分です。

JRを使って横川駅で広電に乗り換えても待ち時間を入れて30分以上かかります。

ですが、JRの周遊きっぷだと呉市の大和ミュージアムや山口県岩国市の錦帯橋も周遊エリアに含まれますよ。

JRと広電を上手に使い分けて、楽しい広島・宮島観光をして下さいね☆