脱線事故発生っ！
電車が脱線したらしい…との噂を聞き（驚）
しばらくしたらTVニュースでも流れたので、ちょっと現場へ行ってみました。
この熱い中、９月だというのに34度もある外へ『でかけてもいいかな？』と思えるようになったってコトは、私メがだいぶ復調してきた証拠でしょう。
旺盛な好奇心と元・鉄道マニアの血が、野次馬根性を刺激して、回復を早めたのカモ知れません（笑）
ちょうど、神棚の榊も買いに行かなければならなかったので、一石二鳥です…？
上の写真は、遠くから眺めてみた写真で、奥にピンク色の電車が見えます。
どうやら被災した車輌は2000型のようです。 
踏み切りで被災車が止まってしまっているので、完全に締め切りです。
この写真は西国街道（旧・山陽道）の交差点から撮りました。
この交差点は西広島駅側から１つ前の写真を撮った位置まで一方通行です。
そこからは…恐らく宮島まで対面通行だったような気が…します。 
これは宮島街道側の交差点から撮りました。
この道を真直ぐ行くと、旭山神社を過ぎて団地へと向います。
だからこの踏み切りが死んでしまうと、旧道は大渋滞となります…し、こちらから入れないとなると、一方通行なのでどこかでＵターンして迂回しなければ、踏み切りの向う側に家がある人は帰るコトができません。 
宮島街道から別角度で撮ってみました。
宮島街道は、西広島から宮島線・山陽本線と併走して途中から国道２号線になるメインウェイで、ご覧の通り車の交通量はとても多い道です。
国道２号線は高須から観音町へ向けて右折してしまいますが、その交差点は西広島バイパスとの合流地点ともなっていて、昼間でも渋滞しやすいのですが…。
その交差点から平和大通り（100m道路）の起点を結ぶ車道が、この付近の宮島街道です。 
西広島駅の歩道踏み切りから撮ってみました。
広電の職員さんや警察の人・陸運局の人が、現場検証されています。
電車は回送列車だったので乗客は乗っておらず、ケガ人などがいなかったのが不幸中の幸いです。
が、電車がこのまま動かないのは、利用者にとっては大迷惑でしょう。
基本的に西広島～宮島口の間は、宮島線と山陽本線が併走しており、JRの駅と駅の間に広電の駅が点在しています。
折り返し駅は商工センター入口駅で、JRの新井口駅と隣接しています。 
宮島口～新井口の間は運行しているようですが、新井口～西広島間は、死んでしまってるので、代行バスを運行しているようです。
しかし、高須・古江・草津はバスが動いている宮島街道まで遠いので、代行バスはあまり有効には働いていないようです。
何せ古江だと一番近いバス停まで800mもありますから。 
電車の傍へ近寄ってみました。
完全に踏み切りをふさいでくれています。
が…線路は鉄道会社のモノですから仕方ないです。
現場検証が終わらないと、車輌の復旧作業に取り掛かれません。 
２両目がねじれてるのが、よく判ります。
まるで鉄道模型のように、車輪がレールに乗っていないという事態が解ります。 
反対側から撮ってみました。
やはり２両目がねじれてますね。 
もっと近寄ってみました。
一応、復旧準備のためにジャッキアップがなされています…が、これは車体や台車が傷むのを防ぐためでもあります。
自分の重量（約30トン）で、自分自身を壊してしまう恐れがあるのと、何かの拍子に横転するカモ知れないので、それらを未然に防止しています。 
脱線している台車です。
車輪はもう使い物にならないでしょう。
しかし車輪は消耗品ですけど、台車は…？ 
台車がイッてなければいいのですが。
車体へのダメージも気になります。
それらはこれから車庫へ持って帰って調べるのでしょうが、最悪のケースだと、車庫まで台車がもたない場合も。
まずレールの上に車輪を戻し、牽引車で引っ張って荒手車庫まで持って帰ります。
が、台車が破損していると新しく仮台車を運んで来て、今の台車を外し、乗せ変えをしなければなりません。 
今日１日…復旧はムリなのかな？
事故調査の人が、レールから何cm車輪が離れているか計測されています。
脱線原因はまだ調査中ですが、どうやらポイントが正常に作動しなかったのでは？との見解らしいです。
電車は後部車輌になるほど横Ｇの負荷が高くなります。
もしポイントレールが密着していなければ、一番後ろの車輪が脱線するのは当然です。 
事故調査が終了し車輌を車庫に持って帰っても、ポイントの稼動に不安があれば営業車を走らせるコトができません。
やっぱり今日１日、復旧はムリでしょうか。
事故は10:00過ぎ頃でしたが今は15:44…。
今、初めて電車が走って行く音がしました。
恐らく被災車を連れて帰るために向ったのでしょう☆