祝 戦後初 空母デビュー | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

祝 戦後初 空母デビュー

今日…23日13時46分、ついに日本に空母が復活しました。

名前は、ひゅうが。

戦闘機が発着する航空母艦(略して空母と言います)は、攻撃力を世界中に運用できるコトから、戦略兵器とみなされ、日本は保有することができませんでした。

なぜなら、自衛隊は日本国を自衛するための組織であり、国防が業務である以上、海外へ戦闘機を運輸する必要がないためです。

専守防衛に徹する限り、先制攻撃はありえない訳で、空母保有は自衛組織から軍隊への転換を意味する…と、解釈されていたためです。



しかしよく考えると、日本は海洋国家であり、領土は陸地より海の方が広いという現実があります。

あくまでも空母の保有はしないという主張は、対中国・韓国への遜りでしかなく、日本は空母を保有しなければならないといった意見が多くありました。

さすがに戦闘機を搭載する戦略空母の保有は、非現実的過ぎですが、ヘリコプターを艦載機とする空母はやっと現実のものとなりました。

しかし表向きはまだ空母の保有はしない…コトになっていますので、この艦は"ヘリコプター搭載護衛鑑"という鑑式になっています。

でも見て下さい、このイラスト!

セスナ機ぐらいなら発着鑑できそうな滑走路を搭載したようなデザインは、まぎれもなく"空母"です。



全長197m、全幅33m、総排水量13500tたる、護衛鑑最大を誇る新鋭鑑。

対潜水艦能力を持ち、艦隊旗艦であるイージス鑑こんごうとは別に動ける、機動艦隊の旗艦に就任する見込みです。

もちろん、一緒に活動すれば連合艦隊となり、有事の際には、かなりの威力を発揮すると思われます。

が、実際には領海侵犯や人命救助に活躍することになるでしょう。

警察や消防、海保のヘリコプターも複数搭載でき、広い甲板によって一度に複数機が離発着可能なので、海難事故のレスキューに真価を発揮することとなるでしょう。



最後のイラストは、旧・海軍の空母日向(ひゅうが)です。

海自のひゅうがは横浜のIHIで竣工しました。

2009(平成21)年3月に就役予定で、もう1隻同型鑑が建造予定です。

さぁ、実物の写真を撮りに行くぞ~っ☆