第142回春季中国地区高校野球大会・ファイナル! | 呉市の接骨院と言えば・・・呉市の宮迫接骨鍼灸院!

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平成5年9月、呉市仁方で接骨院を開業。
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令和3年4月からは子育て卒業者として独自理論の「想育論」「共育論」の普及活動を展開。
子育て世代の一助になりたい!と活動しています。

第142回春季中国地区高校野球大会・ファイナル!

北須賀尾道、中国大会制圧!

 



昨日、呉二河球場で行われた「高校野球中国大会・春の陣決勝」

初回に5点を奪い、楽勝モードかとおもいきや・・・

全国区の倉敷商はさすがに簡単ではなかった・・・

初回、尾道のショート土井の好守備で幕を開けた決勝戦。

準決勝もそうであったが、「初回の攻防」は試合を決定づけるともいえる試合が満載のこの中国大会。

1年生の夏から遊撃手としてスタメンに名をつられた土井選手。

3年生となり、尾道の守備の要となっています。

堅実なグラブさばき、正確な送球は、今年の広島高校野球では一番と言っても過言ではありません。

その土井遊撃手が難しい打球を簡単そうにサバき、無失点で終えた。

守備から攻撃の形を作った尾道。

これまでの尾道の準々決勝以降では、あまりお目にかかったことがない「タイムリー連打」

倉敷商がエースの先発ではなかったとはいえ、この畳みかける攻撃は、アッパレ!

この尾道の攻撃は、これまでの尾道でない証。

得点力のある尾道。

もちろん、守備については、ソツはありません。

盤石です。

もちろん、決勝戦の後半で5点差を追いつかれるわけですが、それは、もちろん守備の乱れ。

尾道らしくないミスがでれば、失点を許す。

これは当たり前です。

この失点期、実はわたくし球場に向かっている車中したので、詳しくは見られていません。

このあと、アーカイブで見ておきます。

尾道が夏を制するには、こうした少しのケアレスミスを極力ゼロにしなければなりません。

初回の5点を背にエース田原が躍動します。

剛速球を投げるわけではありませんが、投球術については広陵の高尾投手に負けていません。

今年の高校球界のエースといえる広陵の高尾投手と比較して、負けているところは、球速のみです。

その他については、高尾投手を上回っている部分もあり、今年の広島を代表する投手であることは間違いありません。

大人の投球ができる田原投手。

投球に強弱をつけることができる田原投手。

5-0で試合が進行・・・

野球でよくある「次の一点」

尾道が中盤で、この「次の一点」をとることができていれば・・・

一方的な試合展開になっていたかもしれません。

ただ、次の一点を取ることができなかった・・・

いや、それは全国区の倉敷商だから・・・

6回に1点、8回に3点、ジワジワと追い込まれ、9回に同点に追いつかれる最悪の展開。

次の一点を取ることができなかった、皺寄せは終盤の追い込まれる形となります。

これは野球の王道。

ただ、9回、追い込まれた尾道が、投手交代を行います。

投手交代は、試合の転換点です。

尾道の絶対エース田原を降板させる。

こりタイミングについては北須賀監督の一番頭を悩ませるところではないでしょうか。

同点になったタイミング。

ランナーがいない状況となり、投手交代。

ここでランナーが残っていたら、投手交代はあったのか!?

この試合の投手交代のタイミングについての「北須賀目線」については、また取材しておきます。(笑)

昨日の試合の投手交代は、絶好のタイミングとなりました。

これで一端、試合を落ち着かせることに成功しました。

そして、落ち着いたところで、9回裏の攻撃・・・

無死2.3塁。

打者は守備の要であり、尾道のキーポイントとなる2番土井選手。

試合は終わった!とも思える展開・・・

9回裏同点、無死2.3塁。

ここでの攻撃・・・

「北須賀目線」「北須賀の頭の中」を聞かせて欲しいですね。(笑)

これについては、取材しておきます。(笑)

紆余曲折あり、まさかの無得点・・・

こので試合の流れは、圧倒的に倉敷商に傾きました。

「嫌な流れ」「嫌な試合展開」

これで延長10回タイブレーク。

お互い無死1.2塁から、試合が再開されます。

嫌な流れの尾道・・・

で、あったが・・・

この流れを尾道の守備が「堰き止めます」

バントの見送りで飛び出した2塁ランナーを富島捕手の好送球でタッチアウト!

これは、尾道を救いました。北須賀を救いました。

試合の流れはいったりきたり・・・

でも、一旦は倉敷商に傾いた流れを富島捕手の好送球で一転!

実は、この流れで、この後、ひとつ四球があったのですが、これは様々な事由も考えられるのですが、反省しなければならないことかもしれません。

ただ、その四球もなんとかしのぎ、10回表を無得点で切り抜ける・・・

一喜一憂が続く、9回の攻防、10回の攻防・・・

10回裏、無死1.2塁。打席には4番田原。

1点をとれば勝利。

きっちりとバントを決める。

そして、最後はこの大会大当たりの5番前田。

尾道打線の核となったこの春。

見事に捕え、サヨナラヒット。

球場についたのは8回でしたが、相当に面白い展開でした。

北須賀尾道にとっては悲願の優勝。

それも中国大会という大きな舞台。

もちろん秋の中国大会の優勝であれば、言うことはなかったのですが、尾道にひとつ勲章ができました。

中国王者尾道。

今年の夏。

尾道がどんな闘いを見せてくれるか!?

広島県絶対王者広陵とどう対峙するか!?

全国区の倉敷商と中国大会の決勝戦で対戦し、見事勝利した「自信」

これは尾道にとっての大きな財産となったはずです。

この財産を活かし、夏に挑む!

もちろん気概は王者として出迎えるではなく、挑戦者として挑む!

積極的な闘いを夏もしていき、夢の舞台にたどり着け!

尾道高校、優勝おめでとう!

 



北須賀監督、アッパレ!

尾道ナインは夏に向けた課題をクリアし、精度を上げていけっ!

1カ月で体調を万全に整え、夏の大会に備えよ。

北須賀監督は夏のシートノックでの雄姿復活を待っとるで!(笑)

楽しい春を堪能した「素人野球狂・宮迫」でした。

それでは、本日もワクワク笑顔でがんばっていきましょう!

追伸・・・

 



尾道田原選手の打撃フォームが、北須賀監督の高校時代打撃フォームにダブッて見えてしまいます・・・

なんか雰囲気が似ているんだよね・・・