試練のサクラマス。 |  机上の渓

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  釣りと時々ハンドメイド。

先々週の日曜日の早朝、

とある川のとある場所へ。

そこは、昨年以前から、

ちょっとそれっぽいなと目を付けて、

何度か本流用タックルを持ち込んで

調査をしていた場所でした。

ですが、20センチクラスのヤマメを

何匹か釣っただけだったので、

この日はちょっと魔が差して(笑)

良いサイズのヤマメでも釣れればと、

戻り用のタックル(自作7ftロッド)と

ネットを持ち込んで始めました。

が、そんな時に限って…

ヒットと同時に、水しぶきを上げて

水面で翻る白銀の魚体。


ヤッベー!やっぱ居たよ。しかもデカイし…


泣きそうになりながらも(笑)

強烈な走りに耐え、

寄せては返しを繰り返し、

じっくりじっくり時間を掛けて、

やっと足元まで寄せたものの、


やっぱ入らなくねぇか?どうすっか…


と、ちょっと躊躇した隙に、

軽く頭を振られてミノーがポロっと(T0T)

ファイトの疲れも相まって、

その場にへたり込んで暫く動けませんでした。

時間を掛けた分、フック穴がルーズに

なってしまったのかもしれませんね。

元々フックも小さかったですし。



あまりに悔しいので、

翌週(先週)の日曜日早朝もその場所へ。

バラしたヤツは無理でも、

他にも居るかもしれない!いや居て欲しいと。

もちろん今度は本流用のタックルとネットで。


すると、開始後数投でヒット。

今度も直後に本命と確認できたので、

ちょっと緊張はしましたが、やり取りは余裕。

さほど時間も掛けずに

難なくランディングしました。



2シーズンぶり、通算8尾目のサクラマス。

58センチ。


バラしたヤツより小ぶりだけど、

全然OK。充分嬉しい♪

これまでの調査はもちろん、あのバラしも、

これを捕るための試練だったんだ!

と、思うことにします(笑)