最高の人生の見つけ方「The Bucket List 死ぬまでにやりたいことリスト」*1 | ~緑の木陰で、幸せな時を~

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「最高の人生の見つけ方」・・・タイトルに惹かれますよね。
 
この映画は、2007年公開の『最高の人生の見つけ方』(ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演)を原案にして、吉永小百合さんと天海祐希さんが共演しています。
 
原作の映画は中年男性二人、日本版は吉永さんが70歳の設定。
 
同じ女性、年齢的にも、より親近感が湧きます。
 
ストーリーの展開は秘密にしておきますが、思った以上に、とても良かった!
共感できるところや心に響く素敵なシーンがあって、何回も目が潤みました。
映画を観て、自然に涙が流れる心の琴線が細やかな自分で良かったと思う。
 
家族設定は、夫婦と子供、といっても娘は自立していて成人している息子は引きこもってゲームしている。
何の問題のない幸せな家族というのではなく、現代の日本のある意味典型的な家庭ではないでしょうか。
 
引きこもりは一番分かりやすい象徴的なこととしても、家族というのは周りからは分からない何かしらの悩みや問題を抱えているのが普通です。
家族では特に問題がない場合でも、その親族のこともあるでしょう。
 
定年後の家庭・・・夫がソファで相撲中継を見ているシーン。
夕食の準備をしている平凡な家庭の主婦。
 
仕事をバリバリこなしてきたセレブな女性社長。
 
がんを宣告された二人が偶然同室になり、ふとしたきっかけで「死ぬまでにやりたいことリスト」を手にし、それを実現していく。
 
お金はあっても心は満たされていない女性社長。
家族のために一生懸命生きてきたけれど、自分がしたいことは言えなかったし抑えてきた主婦。
 
その「やりたいことリスト」を叶えていく度に、生きていることの素晴らしさを感じていく。
生きているからこそ家族と争うこともあるけれど、きちんと想いを伝えることで和解していく。
 
生きているという幸せ、生きているからこそ美しい景色を見て感動する・・・自分の心に素直になり本来の輝きを増していく姿。
 
笑いあり、考えさせられるところもあり、とても素敵な映画でした。
 
吉永小百合さんは少し臆病で自分を出せない主婦を見事に演じていたし、天海祐希さんがセレブな女性社長という役はぴったりでした。
 
その二人の対比と脇役のムロツヨシさんのキャラクターが良いスパイスになって、死を間近にしたテーマなのに重さはなく軽やかでした。
 
観終わった後、やはり自分のことと重ね合わせてしまうので、生きることを考えるきっかけになる映画だと思います。
 
 
あと数ヵ月とは言われなくても、人は必ず死を迎えるわけですから、誰でも「死ぬまでにしたいことリスト」をしても良いのです。
 
20代なら、平均寿命で行くと60年以上あるからあまりに長くてかえって書きにくいかもしれませんが、50代、60代なら30年、20年あまり。
 
それを10年、いえ5年、3年という仮定で区切ったら、とても現実味を帯びて真剣に考え始めるでしょう。
 
 
本当にしたいことは何かと。
死ぬまでに行きたい場所は。
伝えておきたいことは。
 
人は生きている時、明日も明後日も1年後も確かに巡ってきたから、これからも永遠に続くような錯覚をしてしまうけれど、明日の完全な保障はなく、いつ終わりを迎えるか分からない。
 
80歳と100歳は20年も違うけれど、20歳と40歳の違いとは異なる。
 
「健康で動けるうちにしておくリスト」があるのです。
 
 
長くなりましたので、この続きはまた。
 
ご覧頂き、ありがとうございました。
 
 
 

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