これは・・・凄いものを見たと言う感じ(絶句)

 

東北優駿【M1】を制したのは、恐ろしい大差勝ち怪物宣言をしたこの馬だった

 

フジユージーン

(※画像は岩手競馬公式サイトより)

 

発走時、僕は妻と近所のスーパーで買い物をしながら、スマホでレース観戦 あまりの圧勝ぶりに呆然自失・・・モノが違うし、こよなく愛したメイセイオペラの再来を確信したよ・・・凄いし、強すぎる!!(※レース結果はこちら・・・

 

<推奨馬レース分析>

◎フジユージーン(優勝):562キロは明らかに太目だが、東京ダービー【JpnⅠ】回避の影響は全く無かった。2番手に付け、2周目向正面で先頭に立ち、馬なりでぐんぐん引き離し2.1秒差の圧勝。これで8戦8勝レベルが違うとしか言いようが無い。

 

『前走はテンションが上がっていたが、今日は落ち着いて乗りやすかった。ポジションは出てから、折り合いをつけ、いつでもスパートをかけられる2,3番手を考えていたのでイメージどおり。今日も結果を出すことしか考えていなかったが、無敗で二冠達成はすごいこと。次はさらに強いメンバーになるが、自分も気を引き締めて臨みたいと思っている』(村上忍騎手)

 

『中間のアクシデントで4、5日休んだが、その後は順調に回復、東北優駿を使うことを決めた。最終追い切りも予定どおり動いたし、プラス10キロの馬体重も想定内。折り合いがついて、初の2000mでもしっかり伸びてくれた。この後は不来方賞へ直行。暑さ対策を考え、近郊の牧場へ短期放牧に出る。戻った後に本格的に乗り込み、万全の態勢でと考えている』(瀬戸幸一調教師)

 

○レッドオパール(10着):中団からのレースだったが、2周目3コーナー手前からズルズルと後退、最後は断トツのシンガリ負け。懸念された厳しいローテ初の2000mが堪えたのが惨敗の要因か。

 

▲コンバットスプーン(7着):果敢にハナを切り、逃げの手に出たが、背後にピタッとフジユージーンマークされ、全く息の抜けない展開になっては・・・失速もやも得ない。

 

△バウンスライト(4着):後方8番手と、無理追いしない待機策。2周目向正面から動き出し、徐々に上がって、最後の直線では3着争いに加わったものの、クビ差及ばず・・・ただ見せ場十分の内容。

 

△サクラトップキッド(2着):道中は3~4番手と、前を睨む位置取り。最後もメンバー2番目の上がり39.0で懸命にフジユージーンを追ったが、力差は歴然。但し、一線級の力が証明されたのは大きい。

 

(※発走ファンファーレは0:16頃、レース発走は2:11頃から)

売得金:1億7,612万7,200円

 

優勝したフジユージーンは、父ゴールデンバローズ、母の父スウィフトカレントの血統 通算成績は8戦8勝と負け知らず、重賞はビギナーズカップネクストスター盛岡南部駒賞スプリングカップダイヤモンドカップに続いて6勝目

 

久々に全国レベルの馬が現れ、個人的には嬉しい♪今回の東北優駿の時計は、水沢コースの良馬場を考えると、3歳馬としては破格のタイム 按上の村上忍騎手持ったままで、馬なりでのタイムだから、もし忍君が一杯に追っていたら・・・とんでもないお化けタイムが出た可能性もある(末恐ろしい・・・笑)

 

今後は夏休みに入り、秋の不来方賞【JpnⅡ】から始動し、ジャパンダートクラシック【大井・JpnⅠ】の青写真が予想されるが、不来方賞ではJRAを含めた全国の3歳馬が参戦するので、ここで全国レベルか否かの物差しが図れる

 

まず、勝ち負けになるとは思うが、一点気になるのは遠征勢が参戦するレースでは、いつもの大差勝ちではなく、4馬身程度しか引き離せないのよね これはこれで強いんだけど、期待が大きい故の欲なのかな?

 

巷では、令和のメイセイオペラと言う声も出始めているが、怪物なのは確か だけど一番はケガをしない事だね。

 

頑張れ~!!