嗚呼・・・850m限定では無敵だね(驚)

 

電撃の4ハロン1/4戦、早池峰スーパースプリント【M2】を制したのは・・・

 

ダイセンメイト

(※画像は岩手競馬公式サイトより)

 

ポン!とハナを切って、道中で一息入れつつ、最後はキッチリ伸びての逃げ切り優勝!これは強かったね お見事!!(※レース結果はこちら・・・

 

<推奨馬レース分析>

◎ダイセンメイト(優勝):何より良かったのがロケットスタート、道中は息を入れる余裕さも見せ、最後までスピードが衰えなかった。これで水沢ダート850m11戦11勝、今後は水沢での距離延長盛岡ダート1000m・1200mへの対応課題に・・・

 

『外の馬が思ったほど速くなかったので、逃げの手に出た。一息入れてコーナーを回ることができ、これならば直線で伸びるなと思った。勝利を確信したのはビジョンを見て後ろとの差を確認できたから。ファンのみなさんへガッツポーズもできた。これからもダイセンメイトとともに成長できるよう頑張りたいと思う』(岩本怜騎手)

 

『この馬のいいところは、ずっと好状態を維持できること。850mは負け知らず。この距離になると本当に強いと思う。転入時はC2級、最下級からのスタートだったが、重賞を獲るまで強くなってくれて驚いている。今日の早池峰スーパースプリントが最大の目標、今後は考えていない。まずは勝ったことを褒めたい』(菅原勲調教師)

 

○ミニアチュール(4着):スタートしてからは中団キープ、最後は差してきたが、2・3着と0.1秒差と惜しい内容。勝ち馬と同じ最速35.9の上がりを見せ、これが重賞勝ち馬の底力か・・・スプリント適性を見出したのは大きな収穫

 

▲カタナ(7着):最初から最後まで後方で、レースの流れに全く乗れなかった印象。既に9歳であり、このメンバーになると上手く対応出来なかったか

 

△ビクトリールーラー(2着):4番手と逃げる勝ち馬を睨むポジション、最後は上がって2着には来たが、勝ち馬を捉え切れず・・・但し、これで岩手スプリント路線の主力級になったのは間違い無い

 

(※発走ファンファーレは3:34頃から)

売得金:1億5,475万6,000円

 

優勝したダイセンメイトは5歳の牝馬 父はコパノリチャード、母の父はアドマイヤムーンの血統 金沢でデビューし、名古屋を経て岩手入り 重賞は3度目の挑戦、金沢プリンセスカップ、OROターフスプリントを惨敗し、今回の早池峰スーパースプリントで初の重賞制覇

 

この馬の素晴らしいところは、水沢ダート850mだけに絞れば、何と無敵の11戦11勝!!究極のスペシャリストと言える存在で、課題は多い馬だが今後が楽しみ♪

 

ここに来て、岩手のスプリント路線は充実しつつある 昨年までの絶対的主役のキラットダイヤが引退し、ポスト・キラットダイヤに誰が名乗りをあげるか?虎視眈々と狙っている