岩手3歳三冠レース一冠目ダイヤモンドカップ【M1】を制したのは・・・

 

フジユージーン

(※画像は岩手競馬公式サイトより)

 

前半は掛かり過ぎかなと心配したけど、後半は折り合いもついて、次元の違いを見せてくれたね 全国に挑んでも楽しみな存在じゃないかと・・・(※レース結果はこちら・・・

 

<推奨馬レース分析>

◎フジユージーン(優勝):エンジンの違いでハナに立ち、前半は掛かるも、残り5ハロン位から落ち着き、4コーナーでは馬なり抜群な手応え。最後はオオイチョウに0.5秒差まで迫られたが、完勝と言っていい内容。距離延長も全く問題無かった。

 

『初めて戦う相手がいたが、馬の力を発揮することだけを心がけた。前半は力んでしまって、なだめるのに手間取り、今後は試行錯誤するところだと思った。折り合いがついたのは1000m過ぎたあたり。次走にどのレースを選択しても2000mが舞台。あと1ハロン延びても対応できるように騎乗した。ファンの期待も高い馬だし、自分もどこまで成長するか楽しみ』(村上忍騎手)

 

『前半、気負いすぎたが、折り合ってからはしっかり走ってくれたので安心した。今回、初距離だったが、まったく問題なかったので今後1ハロン、2ハロン延びてもやれる手ごたえを掴めた。次走については馬の状態とも相談しながら、じっくり決めたいと思っている』(瀬戸幸一調教師)

 

○オオイチョウ(2着・道営):道中は中団からやや後方、向正面から徐々に仕掛け、4コーナーでは2番手まで上がったが、勝ち馬を掴まえ切れず。明らかに力の差が出た格好だが、負けても尚強しな印象。

 

▲エドノバンザイ(3着・浦和):スタートからフジユージーンをピタッとつけるマーク策。作戦自体は正しかったが、4コーナー手前から脚が鈍った感上がり38.8では上位2頭から離されるのも無理は無い。

 

△サクラトップキッド(6着):後方8番手に付け、前を見る位置取り。理想は後方一気だが、中団グループの失速した馬を交わすのが精一杯、岩手3歳の2番手勢力をキープするのがやっとの状況か。

 

レース動画はこちら・・・

(※復活!1世代前の盛岡ダート重賞ファンファーレは0:19頃より)

売得金:2億1,383万0,300円

 

優勝したフジユージーンは、父ゴールデンバローズ、母の父スウィフトカレントの血統(このレース2着馬オオイチョウも父がゴールデンバローズ

 

これで7戦7勝、うち重賞勝ちビギナーズカップネクストスター盛岡南部駒賞スプリングカップダイヤモンドカップと5勝目 

 

岩手には今年未出走だが、2歳の若駒賞で圧勝したミヤギヴァリアントも控えており、この2頭のライバル物語が見たいなと・・・もちろん、全国レベルの逸材だと思っているので、ケガ無く順調に育って欲しい