5(日祝)盛岡11R【M1】みちのく爽やか杯第44回ダイヤモンドカップ(チュウワウィザード賞)(3歳オープン・東日本地区交流競走 ダート1800m 1着賞金1000万円 10頭立て 発走予定時間18時05分)

 

レースの数だけドラマがある。ドラウマチック

<見解>

岩手競馬の舞台は水沢から盛岡へ、いよいよ盛岡開催が開幕!岩手3歳三冠ロードのスタートを飾るのは、ダイヤモンドカップ。今年から大きく変わったが、道営・浦和・川崎・大井から1頭ずつ計4頭の遠征馬が参戦し、彩を添える。迎え撃つ地元勢はウワサの超大物がコマを進めて来たが、怪物ぶりを発揮してくれるか?距離がポイントになりそうだ。岩手の、地方競馬の、日本の、世界の競馬史に名を刻め!!

 

◎フジユージーン

ここまで6戦6勝、うち重賞勝ちが4つと、実績断然。出走するレースはほぼワンサイドで、相手がいない状況。今回、初距離となるが、問題は無いと見る。後は他地区からの参戦馬との力関係になるが、スケールの大きさから撃破を期待。

 

○オオイチョウ(道営)

成績にムラはあるものの、長距離遠征となった平和賞(船橋)ではカプセルに0.2秒差2着と大いに気を吐いた。左回りは得意とも言え、状態が良ければ狙ってみる手。母の父はディープインパクト、背景からも面白い存在ではある。

 

▲エドノバンザイ(浦和)

重賞実績に乏しいきらいはあるものの、それ以外では安定した成績をキープしている。これまで全て左回りを走ってきた経験も強み。相手は強くなるが、層の厚い南関東これだけの走りをして来たならば、この馬にもチャンス十分。

 

△サクラトップキッド

重賞路線で常に掲示板に入って来た堅実さが身上。成績を見ると、南部駒賞5着、寒菊賞4着、金杯3着、スプリングカップ2着と走る度に着順を上げて来ているのは何とも不気味。ここも当然マークはしておくべきだろう。

 

■自信度:B(※A~Zの段階)

■推定ペース:M

■推定タイム:1.50.前半~1.55.後半

 

<レース紹介:ダイヤモンドカップ

1981年に創設された重賞競走(1986~1999年までは特別競走)。常に3歳戦線の主要レースとして位置付けられ、施行距離も1800m(1900m)→1600m→2000m→1600m→1800mと幾度となく変更されている。2006年からダービーweek(現・ダービーシリーズ)に組み込まれ、岩手ダービー ダイヤモンドカップにレース名を変更。

 

2016年には岩手グレードの導入でM1に格付け、2019年には東北優駿の復活により、現レース名に再び戻され、施行時期が8月に移されたが、2020年から再び5月に戻り、岩手3歳三冠レース第一弾として位置付けられた。

 

2024年より、施行距離が1800mへ200m延長され、東日本地区交流競走へ再び格上げ、東京ダービー(JpnⅠ・大井)指定競走として行われる。