6月11日(火)
夕焼と呼べるのかは曖昧ですが
コバルトブルーの空に刺す
サーモンピンクの雲が綺麗な午後7時
6月12日(水)
セロリの浅漬けに胡麻油を少量垂らすと
格別に美味しくなります。
手作りお惣菜コーナーの食品は
タコ焼きまでちゃんと美味しいのね。
(出雲出発まであと4日)
6月13日(木)
出勤途中、凄いところに人が立っていました
帰り。今夜の空は暖かみのあるオレンジです
先程の夕焼に感化され、
日本の古き良き昭和の食卓を再現する
6月14日(金)
やっぱり空は面白い。
毎日違う表情を見せてくれます。
この時期はしゃがんで撫で撫でしてると見事
蚊に刺されまくるので名残惜しくも盗撮だけ
職場で爪を切ってあげたお婆ちゃんに
『あなたはいつも親切で優しいね。』と
嬉しそうに言われた。
『私の娘なんて仕事仕事で病院に一度だって
会いにすら来ないし本当キツい子なのよ。
貴方みたいな優しい子が娘なら良かった』と
母の年齢と大して変わらないお婆ちゃん
母は私が子供の頃から
必要以上に頼り過ぎてくるかと思えば
個という私に対しては全くの無関心だった
そんな母に対して幼心ながら
今は心に余裕が無いから仕方が無いのだと
自分に言い聞かせ
割り切る努力をする反面
『無関心』という現実を突きつけられる度に
得体の知れない虚無感に苛まれた
母に合わせて感情を押し殺したり
時に爆発させてしまったり
今思えば親と子の関係性としては若干歪な
側面を持ち合わせていたのかもしれない
寄り添いたいとは思うけど
意思の疎通がはかれない
真剣に向き合っても想いが伝わらなかったり
やっと絞り出した言葉からは
こちらの意図していない正反対の方向に
話が転換してしまう
母が思い描く一方的な理想とする関係性に
心身共に振り回される事に疲れてしまい
今では実家とまともに連絡も取れなくなった
私という存在は母の求める理想の娘からは
外れていて、結局母からしてみれば
良い娘じゃなかったのかもしれない、と
そんな事を思う。
けれど職場の患者さんからは
『良い娘』に見えるのだそうだ
母と似たような年齢の方に親近感を抱き
とても大切に感じる。そんな方達から
笑顔や感謝の言葉を受け取る。
少しでも笑顔の時間を増やしたいし
何か力になりたいと思っている。
なんなら、「何か」をしなくても
ただ側に居て座っているだけで
お互いに癒されている様にすら感じている
それは恐らく、私が母にしたくても
出来なかった事を、他の人にする事で
自分の思いを満たしている
一番してあげたい相手には出来ない事を
他の人にしてあげる事で満たされ
そして癒されている
一番側で見たい人の笑顔が
一番遠く感じるところにあるように
人生は、単純なようで複雑で
そして皮肉で滑稽で
歯痒く、
けれども優しくて愛しいものだとも感じる
そんな今夜の気分はイタリアーン
締めは明太子スパゲテー
(出雲出発まであと2日)
6月15日(土)
久しぶりに父のお墓参りへ出向く
生前殆どまともな会話をした記憶は無いが
墓石の前では流暢に喋れます(勿論心の中で)
刻み鴨せいろ蕎麦
(出雲出発まであと1日)
6月16日(日)
仕事に行く。終わったらその足で東京駅へ。
なにせ、人生は一度きり‼︎
怪しいファンタの味はミステリーレトロ味‼︎
(今夜、東京駅21時50分発の念願の
寝台列車に乗車して、出雲へ出発です‼︎)