使用時間の履歴機能はあるのか?

 あるいは使用簿や予約表はあるのか?

 

 今年、5月9日に私の資料要求の直後に、桜を見る会の保存すべき資料一式(推薦依頼、招待者名簿等)をシュレッダーしたという説明を政府がしています。私は、本当は、保存すべきものはシュレッダーしていないと見立てていますが、政府がそう説明する以上、そんな漫画的なことが本当にあるのか、政府の説明はつじつまがあうのか、桜を見る会追及本部の一員として、現物を拝見させていただき、説明をうかがいました。

 

 宮本徹の撮影した写真で、内閣府地下室の「シュレッダー」について紹介します。

 

とても大きなシュレッダーです。招待者名簿1式をもした800枚の紙はわずか30秒あまりで処理されました。

 

ごみは袋に入って自動的に搬出されます。

 

私たちの普段使うシュレッダーと違い、操作はタッチパネルでおこないます。タッチパネルをさわらせてもらいました。

 

日時は正確に表示されていますね。

 

タッチパネルには、操作に必要なものと、同時に保守管理に必要なメニューもあります。

 

 

保守点検のために、必要なのはなんといっても稼働時間。2688時間は設置以来か、オバーホール以来か、その場ではわからないということでした。

 

 

異常履歴の表示。よく非常停止しているようです。日時は分単位で表示されます。

 

 

保守管理のためにどれぐらいそれぞれの部位が稼働したのか、カウントしてます。

 

 

 

これがメイン操作画面です。

 

 

タッチパネルの表示の機能としては、使用時間の履歴表示の機能はないことが確認されました。

 

一方で、異常履歴機能表示などがあるように、時計機能が活用されていることはわかります。

 

そして、保守管理のために稼働時間を計算して合計していることもわかりました。おそらくこの計算式は、使用のスタート時間と終了時間をもとに引き算と足し算をして合計しているのではないかと推察されます。

 

ということは、この合計の稼働時間のもとになった計算式を読み出すことができれば、2688時間動かした、すべての稼働日時が明らかにすることができ、使用時間の履歴がでてくるのではないか。

 

視察の前に、追及本部の議員がメーカーに確認したところ、使用時間の履歴の機能についてはあるともないとも定かでなかったとのことです。