農業に従事しながら、長いこと体験会や研修をしていると、

イベントや講習会などで、

『いついつお世話になった○○です。今、◎◎で頑張っています』と、

長くて1週間程度の付き合いを覚えていてくれて、わざわざ挨拶をくれる

なんて微笑ましい場面も珍しくなくなりました。

先日もあるイベント会場で、一人の若者と懐かしい顔で再会、

聞けば、あれから紆余曲折、就農準備金制度で研修後、昨年春に独立したとのこと。

おめでとう!で、、、、、、、

話は就農1年目の話、、、、、

一言で言えば、1年目の売上が200万だったらしい。年収ではなく売上が、

そして、今日は昨年までの研修先の応援で、イベントに参加していると、

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ここまで話して、私にはいくつかの疑問と怒りに似た感情でいっぱいになりました。

就農準備金制度で2年、それ以前も農業に従事していた彼が、売上200万?

何やってんだ!頑張ったのか?研修先は教えたのか?独立後のフォローは?

イベントに応援要請?イベントで彼がうちの卒業生だと紹介するのだろうか?

1年目の売上や所得を聞かれたらどうするのか?

私とは感覚が違うとしか言いようがありません。

就農準備金制度(青年給付金)は、就農の前2年、後5年本人に毎月15万円支給される制度で、年収が250万円を越えるまで、最大7年1050万円が人ひとりに支給される制度です。

他の業界からすれば、否農業者でさえとんでもない制度、

そう思う人はたくさんいるはず、

一言、

全部税金です。

実のある使い方をしましょう!


悲しい。

悔しい。