最後のお好み焼きソース、まさかの今日 | 心のコンシェルジュかずみんのブログ '

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自分自身の心との付き合い方、パートナーシップ、その他の対人関係全般をより良くする為のヒントや、楽しくなることなどをお伝えしていきます。

急に寒くなってきて夏前から始めた
夫婦での夕食後のウォーキングは少しずつ
厚着になってきた。

昨日はかなり冷え込んで
久しぶりに風を通さない
無地のライダースジャケットのような
ジャンパーに変更。

歩きながらポケットに手を入れると
柔らかいビニールの感触

よくポケットに物を入れたまま
忘れている私は特に気にも止めず
手の中の小さな袋を取り出した


それは広島でお好み焼きをお持ち帰りする時に
添えられているお好みソース

なんでそんなものがポケットにあるん?

笑いながら夫が聞いてくる。
私はソースを握りしめながらポケットに
ある経緯を思い出していた。

そう、今年の4月4日

母が亡くなる前に担当医の先生が
「してあげたい事を全部していい」
と言ってくださったあの日。

私は急いで実家に帰り犬を連れて
母に会わせるため病院に戻った。

その時食卓の上にいつも数個ストックの
あるソースを掴んでポケットに
入れたんだった。

母が一番好きな食べ物

姉と私の離乳食もお好み焼き

何度となく一緒にお店に足を運び

母の人生になくてはならないものだった

水さえも飲めなくなっていた母。
食べられないけど最後にソースを
口に入れてあげたい。

そう思いながら桜が咲いている公園を
犬と一緒に病院を目指して
歩いていたのを思い出す。


昨日はちょうど年賀状の欠礼状を出す
ハガキを買いに行き、

出す前に本当に母が亡くなったのか
過去の写真を確認してた私

せっかちな母が
「ええけぇ、はよハガキ出しんさい」
と言ってるのかもしれない


追記↓

追記
そしてブログを書き終わりアップした
後。捨てるのももったいないなくて
裏返して賞味期限を確認してみた
まさかの今日が期限、さすがに驚きました。