レールガンの課題(2024年時点) | 宮本 茂@横浜 書きたい事を書くブログ

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日経の記事にレールガンの現在の課題について書かれた記事がありました。
レールガンの課題は以下の通り(生成AIに書かせました)
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レールガンには、次のような課題があります。
  • 砲身の摩耗(エロージョン)
  • 連続射撃時の砲身レールの損傷と初速の低下
  • 射程や迎撃回避性能が極超音速兵器に劣る  

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レールガンは米軍でも開発していましたが2021年に実質開発中止しています。

一番の課題は上に書いた一番目の摩耗の課題をクリアできなかったからです。


日本でも同時期に開発をしていて現在も開発・実験を続けています。

ちょうど一年前位にレールガンがちょっとだけ話題になりましたが、実験・研究の予算がついたから。

中にはもうすぐ実戦配備されるのかと勘違いした人も居たようですが、実戦配備はまだまだ先です。

以前書いたブログに詳細がありますのでご参考まで。


以前のブログ(2023/12月)


そして先日見た記事でこれからの課題としていたのは『連射性』。

レールガンは莫大な電力を溜めては放出を行うことで金属塊を射出するので如何に早く充電するかが大きな課題です。

それを連射させるには普通に考えれば2門以上の複数の放題を置く事が前提となると思います。

後はバッテリー関連の技術。

急速充電と急速放出。

この辺りは民間企業の技術を取り入れないと開発は進まないでしょう。


迎撃のターゲットとしているのは極超音速ミサイル。

速い上に軌道も変化する標的を迎撃するには弾幕を張るぐらいでないと難しいのでこの連射性は重要です。

さて、この課題をどれぐらいでクリアできるのか。

時間はあまり無いので確実にクリアすることを期待しています。