昨シーズンの清宮幸太郎は、新しくホームとなったエスコンフィールドが比較的狭いので、一発量産を期待されていました。
しかし序盤はともかく、シーズン通しては前シーズンの成績を下回る始末。
途中故障もあったんでしたっけ?
それもあってか、昨シーズンオフにはバウアーも通ったというトレーニング施設のドライブラインに単身挑戦しました。
昨シーズンの開幕だったと思いますが、たまたま中継で当人の打席をみました。
結果はライトへのヒットだったのですが、手首を返すのが早い癖は治ってなかったように感じました。
それを当人も自覚してドライブラインの門をくぐったと思うのですが、癖が現時点で解消しているかは未知数でした。
そんな中、キャンプイン前のトレーニング、しかもアップの最中に足をすべらせて?故障。
しかも全治5週間と割と重症のようです。
トレーニングに入る前に故障とは情けない。
新庄監督からも苦言を呈されています。
では清宮幸太郎に何が足りないのか考えてみました。
昨シーズン末にようやく、技術的な問題があることに気づいたんだと思いますが、それ以前に故障しやすい身体の改善がまだ出来てないと思います。
人間の体の動き、バイオメカニクスを理解し、野球で行う動きに必要な筋肉や柔軟性を理解し、それを鍛えるためのトレーニング、栄養学を学び、実践するところからやらないと永遠に故障しやすい体はそのままだと思います。
大谷翔平が食事や休養を重視し、他者が驚くほどのトレーニングを積んでいるのとは大違いです。
2つ目は意識の問題です。
性格と言っていいのかもしれませんが、清宮幸太郎は素直な性格でコーチなどに言われた方はきちんとこなすが、それ以上はやらないそうです。
ダルビッシュが警鐘を鳴らしているように、NPBのコーチ人にはバイオメカニクスや現代野球の知識をきちんと学んだとは言えない人が多々います。
そんなコーチの指導でも黙々とこなしているんでしょう。
自分が目指す目標に対して何をやるべきかを考え、自ら行動するという意識が低すぎるのだと思います。
これはプロのアスリートとしては致命的な欠陥。
これから直せるのかな甚だ疑問を感じます。
素質があるだけに周りからの期待値は高いのですが、当人からは性格なのか必死さが伝わってきません。
シーズン入りする前のトレーニング前のアップで故障するとか、プロアスリートとしてありえない失態です。
今シーズンの少なくとも前半の活躍は期待できないと思います。
その後覚醒するのか??⇐かなり疑問(苦笑)