またまた松本人志ネタです。
続けてアレですが、事例としては学ぶべきことが多い内容なので取り上げたいと思います。
今回の文春砲以降、自分に向けられたスキャンダルに対しての対応が尽く間違っていたなと良く分かります。
逆にこの程度もわからないのかと思うぐらい、下手打ちすぎてます。
では、時系列に何を間違ったのかを列挙します。
1.「8年も前のことなのに…」発言
去年の旧ジャニーズ問題の何をみていたのでしょうか、この人は?
旧ジャニーズの件では訴えた被害者が被害を受けたのがもう何十年も前の人も居たわけです。
心に受けた傷は長く残ったでしょうし、そのことをすぐに訴えられなかったのには時代と個々の事情があると思います。
それを全く理解してないような発言は批判されても仕方ありません。
2.範囲も特定せずに即座に「事実無根」宣言
文春砲等の直後、直ぐに当人は「事実無根」とし、吉本も合わせるように宣言しました。
しかしその後、後輩芸人による人集めやそこで好みの女性をメモで指示したなどと色々出てきましたと。
吉本は以後、口をつぐむように積極的なコメントは出さなくなりましたが、松本人志本人は当初通り事実無根を訴えてます。
結局、最後に性行為はあったが合意の上という部分だけに範囲は狭まりました。
それだけだと世間の印象は最悪ですよね、分かってるのかなとしか思えません。
3.(結局)個人で文藝春秋を提訴
文藝春秋への提訴は結局、松本人志個人で行うことになりました。
つまり、吉本興業は付き合えないよということなのかなと思います。
自ら裁判に専念するとして恐らくその期間を想定した被害額、5億円超を請求するようです。
長期休暇を取るから金払えと言ってるように聞こえます。
休業しなくともスポンサーを出している企業からのダメ出しは出るだろうし、CMは去年の旧ジャニタレ(キムタク)のようになるのは間違いないでしょう。
休業するしかなかったとは思います。
4.曰く付きの弁護士を選定した
前のプログで書きましたが、今回の裁判に業界内では悪い意味で有名な人物を選んでいます。
厳選する前に売り込みがあって決めてしまったのか。
誰かに相談していればこの人物を選んでないと思うのでおそらくは売り込みかと思われます。
この手のトラブルになった時、相談する相手もいないのかも知れません。
しかしこれだけ続けてミスをしているのは何故なのか?
個人的に想うのは、松本人志の視点が常に「自分は」「俺は」と他の視点ばかりで他者の視点から見ようとしてないことが、今回このような状況を招いてるのだと思います。
だとしても当人は理解してないか、理解する気がないのかもしれません。
また、TVにでれなくてもYoutubeで頑張ればといいますが、係争中の案件には言及できないので大した話はできないかと思います。
今回この件でかなり詰んでると思うのでこのままフェードアウトするのが良いかと。
資産はたっぷりあるのですから(苦笑)