ウォルマートの西友売却にドンキが興味を示す | 宮本 茂@横浜 書きたい事を書くブログ

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昨日(8/13)、ドンキホーテホールディングスの大原孝治社長がウォルマートの西友売却に興味を示しました。

ドンキ社長「売られるなら興味ある」 西友売却巡り

 

ちょうどひと月前に西友売却の報道が出て、直後にそれを否定するメッセージを発信しています。

米ウォルマート、西友を売却へ でどうなる?

ウォルマート、西友売却を否定?

 

現在の所は後者の否定発言後、楽天との提携内容の具体策も発表されしばらく売却の話題は沈静化していのですがそこにこの発言です。

売却はあるのか無いのか?

 

個人的には最初のプログにも書いたように、売却したいが売却先が見つからないと言う状況だと考えています。

理由は、ブログにも書いた通り、

それでは現在の西友の経営状況はというと、

・時価総額(概算)  1564億円

・売上高   9608億円

・営業利益   32億円(0.3%)

・経常利益  -26億円

と経営状況が芳しくないから。

さらにECサイトが実店舗を持つ戦略に出てきており、ウォルマートとしてもそれに対抗するために不採算部門にリソース(人材、財力)を割いている場合ではないというのが正直なところでしょう。

 

西友の店舗(事業)の売却としては、

・全店舗の一括売却

・立地条件の良い店舗のみを売却(買収)

というゲースが考えられますが、ウォルマート側は上、ドンキ側は下が基本になると思われます。

果たして折り合いがつくのか。

 

仮に売却が成立した場合、駅前の店舗などは「メガドンキホーテ」になるんでしょうね。

そうなったらなかなかシュールな気がします(苦笑)