昨今「かわいそう」と言うのを避ける嫌いがありますね
「かわいそう」を辞書で引くと、「同情の気持ちが起こる状態、不憫に思える様。類義語は気の毒、哀れ、痛々しい。なお、可哀想や可哀相は当て字」とありました
卑劣でも卑猥でもない。それどころか人を思いやる言葉
同情するなら金をくれっていうドラマが昔ありましたけど(笑
同情が上から目線だから、かわいそうも失礼、って流れですか
軽蔑がこもっているなんて捉え方もあるようです
私はそんな風に使ったことは一度もないですけど
使い方さえ選べば、じゃないのかな
直接対象に使わなければ(物語に入ってるなら気にならん)、
また悪意を持って使わなければ良いし、
聞いた方も悪いように捉えなければ良いだけのことじゃないでしょうか
同様に、「がんばれ」という言葉がプレッシャーになる説もありますね
医療現場でも鬱状態の患者に「がんばれ」は禁句とされています
でも私は、励ましの言葉はね、
信頼関係があれば、さほど重圧にはならない気がします
自分に当てはめるならば、子供達には前向きな言葉を躊躇わずに掛けようと思っています
もともと子供は大人よりずっと健康な心の持ち主なのだから、
きっと素直に受け止めてくれますょ
ただし!!
「頑張らないと、悪い結果になるよ」というのは
脅しと同じかもね(笑
人に言っちゃいけない!使い方間違ってる!そんな言葉は失礼だ!!
とか目くじら立てる人が居るから日本語が使いづらくなる
それこそ罪深いと思うのです
言葉はコミュツールに過ぎないし、時代とともに進化していくもの
願わくば、美しい日本語たちを廃れさせるのではなく、使いどころを広げていきたいですね
でないと言葉がちょっと可哀想だよな、