Hallo!
国際離婚相談カウンセラーの宮本マリーです。
今回のテーマは
★夫の不倫が原因で自死した女性の遺族が夫に慰謝料請求★
明けましておめでとうございます!
ドイツではつい先ほど年が明けました。
日本より8時間遅れです。
新年早々暗い話になってしまいますが、以前から気になっていた記事の判決が出たのでそれについて書きたいと思います。
夫の不倫で自死をした女性の遺族が夫を相手取り、自死した女性に変わり慰謝料請求をするという裁判があり、その判決がでたという記事を読みました。
不倫は心の殺人とよく表現されますが、本当にその通りです。
された側は一度心を殺されます。
この女性は自死にあたって遺書を残していました。
遺書には「夫の行為を何ひとつとして、許すことは出来ません。出会った頃から裏切られ続けて、結婚までしてしまった私の後悔、無念、屈辱。もう何も信じたくありません。」と書かれていたそうです。
日本の法律では、自死に関しては遺書があっても法律上の因果関係がなかなか認められない、とその遺族の方は書いていました。
いじめやパワハラでの自死も同じ理由で加害者が直接罰せられるということはないですよね、残念ながら。
不倫された人の心の痛みって想像を絶します。
結局は当事者しかわからないと思うのですが、自死を考える人も多いと思います。
子供がいるから踏みとどまったという人も多いです。
一時的に鬱症状になる人はかなりの数いると思います。
不倫する人は、配偶者への甘えか単なる自己中かはわかりませんが、不倫の結果、配偶者がどうなるのか全く考えていない、想像していないケースがほとんどです。
不倫は精神的虐待だと私は思います。
不倫が妻にバレた後も水面下で続いていているけれどもシレっと家族との時間も過ごし、嘘ついて不倫相手に会いに行っている夫のお話、アメブロ上では沢山ありますよね。
そういったケースも夫はバレていないと思っているだけで、妻にとっては精神的虐待の何物でもないと私は思いますよ。
不倫相手が独身の女性なら、家族を持ったことがないので、家族を持って家庭を守るという経験はありません。
精神的に幼く、今が楽しければ良い、私が幸せなら良いという考えなんでしょうね。
略奪しても違う相手でも、自分が結婚して子供を持って初めて夫を信頼し家庭を守るという体験をするのだと思います。
その時に自分のした事を振り返れば、あの頃はやんちゃしたな、なんて遠い目で振り返ってる場合じゃない焦りを感じるでしょうね。
感じなければ自己愛の強すぎる変わった人で、そういう人は夫を束縛し子供を自分の支配下に置くと思うので、どちらにしても幸せな人生を歩めないと思いますね。
こういった人たちのように、浮気や不倫を軽く考えている人が多すぎると思うのです。
いじめやパワハラ等は社会的な問題になったことがあるので、それに関する自死についても重く受け止められています。
女性の遺族によると2019年いじめによる自殺が6名、不倫による自殺は142名だそうです。
この事実どう受け止めたら良いのでしょうね?
不倫によって命を落とされた女性たちのご冥福をお祈りいたします。
今辛くても、どうか自死だけは考えないでくださいね。
あなたの貴重な命をそんなくだらない男のために無駄にしないで下さい。
生きていれば良い事も絶対にあります。
あなた一人で悩んでないでどうかご相談下さい。
この裁判についての記事はこちら
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