ぐるみんカフェからんころん
最近、様々な所からお問い合わせや取材が増え始めました。
子ども食堂や、介護事業をされている方は、気になっているかと思いますが、
こちらの事業は、なんと!
介護保険の「総合事業」にて、居場所づくりができちゃうというすごくおもしろい事業になります。
総合事業に関しては、国の方でも、総合事業の積極的な実施自治体にインセンティブ交付金を検討するなど、これからの地域包括ケアシステムの鍵となる事業。
今、全国でも、自立型地域ケア会議(和光式)が導入されていたり、介護予防についての動きがでていますが、
元気になった後の、高齢者の方の受け皿や、町での見守りシステムというのはありそうであまりない。
この辺りを、総合事業でモデル構築したいなあとずっと思っていたのですが、なんと宮崎市がこの事業を公募!
私のところでは、
管理栄養士による栄養指導とこの居場所づくり「からんころん」を総合事業で行っていますが、最近、どうやってやっているのか気になっている方が多いようで、問い合わせが増え始めています。
町で最後まで、自分らしく生きていくためには、町で見守れる仕組みを作っていくことが大事で、そういう仕組みは一人じゃできない。
スタッフや町の人たちを巻き込みながら、施設などが町のよろず屋になるように、ゆるやかな仕掛けをしながら広げていく。
そういう活動をずっとやっています。
今まで手弁当でやっていたものを、総合事業でできると知り、様々な関係者に相談しながら、事業の仕組を構築。
今回の事業に至りました。
からんころんの内容を書いてみます。
1.地域食堂・こども食堂
地域の人たちを呼んでお食事やイベントができる「居場所づくり」を行います。
介護保険で、子供たちも参加できるというのがとてもおもしろい事業ですよね。
この辺りは、かなり周囲からも興味津々。
2.ボランティアによる折り紙教室
高齢者の方が社協にボランティア登録をする制度があるのですが、そのボランティアさんが町に住んでいたので、先生として来てもらっています。お互いに教えて教えてもらってという共生的な仕組みとして機能しています。
3.お食事などのカフェ機能
各自お弁当を持ってきてもらったり、隣で作っているみやこやの弁当(管理栄養士監修)をお出ししたりして、お昼はランチを楽しんでもらいます。デリバリーなどでも可能なので、各自自由にランチスペースとして使ってもらえるようにしています。
また、管理栄養士・栄養士が随時いますので、お食事に困っている方などは、相談してもらったりします。
和気あいあいとしながらの相談が結構好評ですよ。
4.うちのスタッフさん達
モデルになってもらいました(笑
縁側でお茶を飲んだり、和室でくつろいでもらったり、足の曲げれない方は洋間もありますので、各自お好きなスペースを利用してもらいます。
5.相談室
介護のことやお食事のことでお困りの方は、お部屋を用意しているので、相談いただけます。
隣に随時、管理栄養士・看護師・生活相談員がいますので、それぞれのお悩みに対応できるようにしています。
専門家が在室中は随時受け付けていますので、お気軽に相談ください。※予約をしていただけるとスムーズです。
6.子供たちもOK
子供たちも利用できるのが、この事業のおもしろいところ。
介護保険で、こういう居場所づくりができちゃうんですよ。
3世代で交流できるような仕組みをどんどん作っていきたいと思います。
他にも、専門家による、
「体操」「口腔」「認知」「栄養」の介護予防教室を行ったり、町づくりや居場所づくり、町での見守りシステム構築の相談などもこちらの事業で行っていますので、
・お住いの地域での交流拠点を作りたい方
・居場所づくりの相談
・介護に関する勉強会
・地域包括ケアシステムに関する勉強会
等、聞きたい方はお問い合わせください。
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最近、事業の相談やお問い合わせも増えています。
取材に関しては、宮崎市の介護保険課へお問い合わせをお願いいたします。
具体的な、介護事業、介護予防事業、町づくり、居場所、子ども食堂、等の地域包括ケアシステム全般についてのお問い合わせは、
㈱ナチュラルビー info@naturalb.net までお問合せください。