塩谷定好写真記念館①・・芸術写真の草分け的存在。 | 鳥取発。A級じゃダメですか?

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この前の日曜日に、東伯郡琴浦町赤碕にある


「塩谷定好写真記念館」に、行ってきました。




とっても素晴らしい写真記念館で、見どころ満載!




①②③に分けて、まとめてアップしましたので、


まとめて見てね。

















白い漆喰の壁と、美しい格子がひと際目を惹く、記念館正面。




塩谷定好の生家は、代々回船問屋を生業としており、


この建物は、明治40年頃に建てられたそうです。




中に入ると、その広さにまずびっくりしました。














塩谷定好は、明治32年生まれ。


昭和63年に89歳で亡くなるまで、生涯に渡って故郷を愛し、


山陰の風景や人々を撮り続けた写真家です。




ずっと鳥取から離れなかったので、


その名は、一般にはあまり広くは知られませんでしたが、


20代のころから既に、「芸術写真」の草分け的存在として活躍。


写真家や写真を愛する人たちからは、高い評価を受けています。




鳥取出身の、もう一人の有名な写真家、植田正治も、


定好から多大な影響を受けた一人と言われています。















左の写真の構図。


1929年の作品ですが、その時代としては、


ずいぶん新しいですね。


















この写真は、「見覚えがある」という方も多いのでは?














1階のギャラリー。


静かで落ち着いた雰囲気。












2階のギャラリーには、


写真だけでなく、


定好が使っていたカメラや機材も。














昔の照明は、こんな感じだったんですね。
















所どころに置かれた小物も


写真のテイストにぴったり。




②に続きます。