ハイリスク ハイリターン | かなり昔の小細胞がん(子宮頸がん)の話

かなり昔の小細胞がん(子宮頸がん)の話

2004年に子宮頸がん小細胞がんになりました。
かなり珍しい種類のがんなので治療方法とかを書いてます。
今更かよ~役にたたないよ~と自分でも思いますが・・・
再発しても生きてる人はたくさんいます。
自分が納得した治療ができるといいなと思います。

一人の人に向けて書いたけど

違う人も同じ状況になる事もある

みんな繋がっているんだな



最新の放射線治療に陽子線治療がある。

「人にやさしく 癌に厳しい」らしい。


 本当にそんなウマイ話があるんか~

 と、へそ曲がり気分で講座に行った。


従来の放射線治療はX線やガンマ線を使用する。

新しい放射線治療は粒子線。

陽子線や重粒子線はこっち。


保険診療ではないので300万円。

医療機関も日本で10カ所位。

治療対象になる病気も

 か な り 限られている。

(肝臓、前立腺、食道がメインって感じ)

周辺の正常臓器への副作用は少ない。

病巣にのみピンポイントで照射できる。


このピンポイントっていうのは

パラパラとある癌ひとつひとつの

そこだけ狙い打ちする!


  のでは、無いそうです。


ひとつにつき範囲を1mmから2mm多く取るので

照射する円が重なったらダメだそう。

個数と離れ具合によるのかな・・・


治療効果を考えると

「お腹なんかは従来の放射線の方が良かったりする」


従来の放射線でも

IMRT(強度変調放射線治療)で

コンピューター制御によって微妙な調整が可能になった。

これも同じ様に副作用を軽減できる。

しかしこれも先進医療だから100万円。


「どんな癌でも治せる夢の治療方法」ではない。


全ての治療には副作用が伴う。

ハイリスク ハイリターン


副作用は

想定内の場合もあるし

想像できないほどの副作用がやってくる事もある。


ビビっていても仕方ない。

腹をくくって

腹にバッテン書かれて

くすぐったいけど我慢して

治療しましょう。


私の治療の時に質問ぜめにしたけど

丁寧に答えてくれた放射線医食い倒れ

 「ここんとこ(転移箇所)だけに照射は出来るよ。

 でもね、1度放射線を当てたら、

 そこには2度と当てられない。

 万が一を考えて、しっかり当てましょう」


例えば

野球チームが勝つには

助っ人外国人選手をトレードするだけじゃなく

自分達も毎日練習してレベルアップしなければならない。


いつか助っ人は居なくなる。

治療が終わった時それから回復して

治癒に向かえるように。

その為にも

大切な家族、仕事、生き方を充実させる。


毎日がトレーニングです。

頑張りましょう。


応援しています。

みんな、応援しているよ。

ALOHA(がんばろう)!