5年前に飛行機に乗って沖縄から、我が家に、ドカドカと
住みついたチャーとチビ。
現在の推定年齢、チャーはメスで14歳、チビは6歳のオス。
チャーは7年足らず、飼い主(わが息子)の愛情をひとり(いえ一匹)
占めしていましたが、後から拾われたチビ野郎が
これまた気が強くて、いつの間にか飼い主べったりになり、
病弱さのため、飼い主が「チビはいつ死んでしまうかわからないから
精一杯かわいがってやらねば」と申すので、超過保護猫に
なり、狭いマンションの部屋の中を闊歩しております。
チビは、なにが気に食わないのか、突然チャーに襲い掛かることがあり、
チャーは常にオドオドして部屋の中では、狭いバスケットの中で
ま~~るくなっているばかり。
気にくわないのではなく、求愛なのかな?
春先になり外が暖かくなった今、チャーは一日のほとんどを
ベランダの籠の中に入っていることが多く
時にベランダをノビノビと自由に歩き回っています。
皆さんは猫の顔を、まじまじと見られたことがありますか。
ま~~るい目と小さな鼻と小さな口。
チャーはこのとおり、愛らしい顔つきですが、
チビは、なぜか目つきが悪いのです。
でもよくよく見ると、チビもかわいい顔つきをしています。
チビの鳴き声は独特で、息子に対しては、愛人に呼びかける(?)
女性のような、あま~たるい声をだすのですよ。
かなりの演技派じゃあないかと私は思っています。
私はもともと犬が大好きで、猫は苦手でした。
子供の頃、子猫を抱っこしていると、その子猫が
私のお気に入りのカーディガンにオシッコをしたんです。
そのトラウマがこびりついて、猫が苦手に。
息子が沖縄から猫を連れて帰ると言ったとき
「ダメダメ、譲渡会に連れて行って誰か飼い主を探すこと!」と
きつく言い渡したのですが、譲渡会に連れていっても
貰い手がなかったのでした。
あんなこんなの経過を経て、この2匹のニャンコと暮らし始め
早5年。今ではチビは息子と、チャーは私と寝る次第となったのであります。