先日の日曜日、AIのコンサートに行った。
高齢の人にはなじみの少ない歌手かもしれない。
彼女は、ロスサンゼルス生まれのクオーター(四分の一外国人の血が入っている)
彼女を知ったのは、Storyという歌を聴いたとき。
その後、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の主題歌「アルデバラン」を
歌った。中低音のハスキーな声が特徴だが、高音も迫力がある。
会場に着くと、ほぼ若い人と中年がひしめいていた。
PCでチケットを予約し、ローソンで受け取ったのだが
席は二階の最後部のひとつ手前であった。
歌を聴きたいと思っていたので、顔が見えなくても気にならない。
ただコンサートが佳境にはいると、周りは総立ち。
座っているのは数えるほどの人だ。
こちらに来て、ユーミンなど数人のコンサートに行ったが
最近のコンサートはバックのシンセサイザーやドラムの音が
ワンワン響いて、肝心の声がかき消されてしまうように思う。
若い人々はその演奏と歌に酔うのだろうが、
高齢者にとっては苦痛な音である。
まあ、高齢者が行くコンサートではないのかもしれない。
徳永英明のコンサートはあれば、行きたいと思っている。
懲りない私である。