先週の土曜日から、2泊で久留米に住む長男のところに

   行ってきました。

   福岡市に居を構えているので、単身赴任です。

   私としては、子供がいないので、できればお嫁さんには

   久留米について行ってほしいのですが、彼らには彼らの生活の

   仕方があるようで、口をつぐんでいます。

 

   息子はこの4月に転勤があり久留米支局勤務です。

 

   今回の目的は、息子がどんな所に住んでいるか知りたいのと、

   Yahoo時代からのブロ友さん(久留米在住)に会うことでした。

 

   10年ぶりに会うブロ友さんは、今年80歳、ひとまわり小さくなられたようでした。

   一人っ子の彼女は、ご主人が12年前に亡くなられて以来

   天涯孤独の身の上で、股関節が悪くゆっくりとしか歩けませんが

   気丈に暮らしておられました。

 

 

   日曜日には息子の運転で、柳川市を訪れました。

   柳川市は柳川下りと、柳川鍋で名が知れています。

 

   船頭さんが漕ぐ炬燵船が川をゆっくり進んでいます。

   真冬はこたつがあっても、屋根がないので寒いのでは?と思いました。

 

   台湾からの観光客を乗せた船が、橋の下を通過するとき、

   陽気な人々が、流ちょうな日本語で、橋の上にいる私に「こんにちは~♪」と、

   皆さん手をちぎれんばかりに振ってくれました。

 

 

         

 

    船頭さんが歌を歌っていますが、この地方の民謡かと思いきや、

    なぜか「幸せなら手をたたこう」???

 

    柳川は北原白秋を生んだ町でもあります。

    造り酒屋だった生家は大火にあって焼失後、再建され、白秋記念館も併設

    されています。

 

    白秋は糖尿病と腎臓病を悪化させ、晩年は目を患い失明同然になりましたが

    その創作意欲は失われることはなかったそうです。

 

    私たちが子供の頃、よく口ずさんだ歌、

    あめふり、まちぼうけ、この道、からたちの花、ペチカなどは

    白秋が作詞したもの。

 

 

    夕食は豆腐、湯葉づくしのフルコースをご馳走してもらい

    しばしの命の洗濯になりました。

 

         

           豆腐のシューマイ

 

         

            豆腐のグラタン