エンダ.ウオルシュ作、白井晃演出の超難解な芝居を見てきました。
1時間35分なのですが、多分、精神病院の遊戯室で自分の過去を話す仕組みなのだと
思ったけど、二人の女優メアリーが患者の過去を引き摺り出す為に
色々仕掛けているのだとは分かったけど、最後まで見て患者のジョンが口走った
メアリーを殺したというのは本当なのか?
この言葉を引き出した段階で女優二人の役割は終わったらしい。
二人の女優が演じている色んな役柄が上手くて感心して見ていた。
途中で注射したりしていたのでやはり精神病院なのだと思った。
分からなかったのは最後の患者と一人のメアリーとベンチに座ったままだった事。
これは患者の願いだったのか?
途中に入る生のドラム演奏は作者の指定があったそうだけど、うるさくて
セリフが聞こえない時もあったけどそれも狙いなのか?
短い芝居がとっても長く感じた。
たまにはいいけど難解で私には向いてない芝居だったかも。
何しろ、単純なので。
キャストは3人ともそれぞれの役柄をキチンと演出家の言う通りに演じていたと思う。
東京は6月9日まででその後兵庫、愛知、静岡での公演がある。