3月8日からの大阪公演が終わっていよいよ東京の20日の初日。

雅也さんが久しぶりに舞台に出るので初日参加。

一番前が3列なので7列センターは良い席ではあった。

高木彬光原作の神津恭介の原点、一高時代の彼が描かれる。

神津恭介で覚えているのは近藤正臣が主演したのしか覚えていない。

今回は若き日の一高時代の彼の恋愛が描かれるのが珍しいかも。

主演の林一敬はジャニーズJr.で演劇担当らしい。

相棒の松下研三は小園凌央でヒロミの息子らしい。

周りの一高生たちはジャニーズJr.で揃えていた。

雅也さんは神津の恋人役の父親。

原作より膨らませてあって出番が多かった。

かなり驚いたのは入りの悪さ?

初日なのに、大阪は大丈夫だったのかな?

2月に三浦涼介参加の舞台を同じサンシャイン劇場で見てきたのであまりの違いにびっくりだった。

プログラムを買うのに並ばないで済んだ。

1階席3分の2くらいの入りだった。これで31日まで大丈夫なのか?

こういう時はトークショーを入れると少しは増えるのにそういう気配もない。

リピーターチケットは出していたけど。

私は6回通うのでこれ以上は無理だから手を出さなかった。

プログラムは2500円だったけど中身が充実していて2.5次元の芝居の時より

ずーとよく出来ていた。

一番、感心したのはセットの作り方、舞台の上に盆を乗せて周り舞台に変更していたのが

素晴らし出来になっていた。ほとんど暗転なしで場が多い芝居をスムースに運ぶ手伝いになっていた。

2本の原作を1本にまとめて一応、どんでん返しもあって脚本の作りが上手いと思った。

原作だと雅也さんの水町社長はほとんど出番がないのを彼の背景をプラスして

思ったより出番が多かった。

10代の娘の父親で事業で成功した男の役なので見た目で太らせていた。

貫禄と胡散臭さが漂う姿だったけど娘を思う気持ちは最初から最後まで現れていた。

ほとんど主役がメデイアで宣伝してないからこの入りでも仕方ないけど。

録画していたけど記録用なのかな?

最近の小さい芝居の公演では最初からDVD発売を告知していて予約だけの分を作るのが流行りだけど

この舞台は発売も無さそう。

舞台の感想は楽が終わってからにします。

脚本は須貝英、構成、演出は野坂実、音楽が村井邦彦、上野耕路。

村井さんの名前を久しぶりに見た。

大風の中の初日だった。