香取慎吾が寺山修司を演じてルヴォー演出だから取りました。

梅芸で頼んだのを忘れて別のサイトでも頼んで両方当選して、2回見てきました。

テラヤマキャバレーは寺山修司の稽古場のこと。

新しい手紙の舞台の稽古を始めるところから、そこに死がやってきて

死の宣告をするがまだ死は早いと少しだけ時間をもらう。

リハーサルを始めるが、。

寺山修司の作品をほとんど知らないから中に使われている歌が全部、彼の作詞だとは?

最初に香取が赤いカーテンの真ん中に出てきて歌うのがいい声で目立つ。

出演者、歌う人は全員、歌が上手い。そういう人を選んだとは思うけど。

きちんと歌詞を聞かせるように歌っていた。

昔のアングラ芝居を見ている感じで出てくる人がどういう人なのか分からなくて一幕を終わった。

二幕も同じ感じだったけど最後の最後で7曜日の真ん中に夢曜日があるというのが感動的だった。

寺山は火曜日に生まれて水曜日に死んだらしいけど。

未来に夢を託して死を伴って舞台のセンター奥に歩いて去るところはカッコよすぎでした。

芝居の内容を説明するような舞台でない。

やたら棺桶が出てきたり、寺山修司を知っていたらもう少し分かったのかもしれないけど、

昔のアングラ芝居だと思えば悪くなかった。野田秀樹をおちょくっていたのは要らないと思うけど。

カーテンコールで香取が白いコートで出てきたときはハッとするほど美しかった。

寺山はあれほどカッコよくなかったと思うけど。

29日まで東京でそのあと大阪公演がある。

2回めは一番前のセンターで見たのですが、細かい芝居を見られて悪くなかった。なかなか取れない席だった。

成河と伊礼彼方の歌が目立ってよかった。