農薬のお話~その2 | 沖縄のイイもの特産品集めたセレクトショップ

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前回書いた内容では、どちらかというと我々は農薬を与えれたという印象になります。
もしくは、農業復活のために仕方なしに利用した・・・。

確かに、農林水産省および農協は農家に対して農薬の利用を促進してきましたし、農家も農家で理解せずに利用していました。

しかし、我々消費者が結果的に農薬漬けの野菜を求めたのも事実です。
綺麗な野菜、長持ちする野菜、形が統一している野菜・・・全て、都会に並んでいるスーパー、八百屋さんの野菜たちです・・・。
トマトやナスの中に虫がいて、クレームを八百屋さんやスーパーに言った人いませんか?
にんじんの大きさが前に買った時よりも違ったから、返品した人いませんか?
ナッパが虫に食べられてて、穴ぼこだらけだから、クレームを言う人いませんか?

我々が食べる、お菓子類、調味料類、売っている漬物・・・何から何まで添加物だらけですが、それ故、保存も利くし、形も統一(規格が統一)されているし、虫も湧きません。そう、野菜ももはやそれに近い状態です。

本当の食べ物は、2,3日で萎れてしまったり、形がバラバラだったり、虫がついていたり、現代の日本社会には不便極まりありません。
ここで、「日本社会」と限定的に言っているのは、他の国では決してそうでないからです。私が知る限り、アメリカやオーストラリアなど以外は、食べ物が地産地消されいて伝統的な食べ物を食べていて、言うなれば不便です。
日本では、和・洋・中なんでも、いつでも食べれます。
スペインでは、パン、チョリソー、オリーブ、ばかりですが、どれも絶品です。
中国では、当然、中華料理しかありませんが、おいしいです。
タイなら、タイ料理だけだし、ラオスならラオス料理、フランスならフランス。

その土地で採れたものを中心に、その土地で食べる。だから、何か「添加」する必要がないんです(絶対ではありませんが)。
ちなみに、宮古島では、
泡盛、豆腐、味噌、どれも無添加です。
材料見ると、すごいシンプルです。
なので、宮古島のお豆腐はとてもおいしいです。ちゃんと、にがりで固めており味も食感もしっかりしています。
本当はお豆腐も内地の人々に食べてもらいたいので通販したいところですが、できません。
そう、本物なので到着時には腐っています。島内でもお豆腐は購入した次の日まで食べるのが鉄則です。

では、農薬漬けの野菜は悪でしょうか?添加物の食べ物は?
私はそうは思いません。
必要に応じて使い分けるべきだと思っています。
私自身も農薬漬けの野菜を買う時があります。ただ、海外の野菜、特にアメリカ産のブロッコリーとか中国のしいたけだけは遠慮します。
宮古だとニンニクは4,5月か9月くらいに収穫できるくらいなので、無い時は中国産のにんにく買ったりしています。でないと料理できませんので。